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冬のウィーン 8 美術史博物館

2019-01-30 18:32:46 | ヨーロッパ
12月17日

ウィーン滞在の実質的最終日にしてようやく今回の旅の主目的、「ブリューゲル展」のために美術史博物館へ。

 9時半に入館したらコートや荷物を預けて
 
中央の大階段をクリムトの壁画など確認しつつ2階へ。

ブリューゲル展の予約時間までは時間があるのでイタリア絵画セクションをまず見学。

改めてこの美術館を回って感じたのは壁紙の色の絶妙さ。
 
部屋ごとに異なる色ながら、どれも壁の絵を邪魔しない色合い。
 
椅子が多いのも巨大な博物館ではうれしく、とにかく広いので子供たちが床に座り込んでいても邪魔にならない。
ヨーロッパの博物館、美術館ではどこでも学校の課外授業によく出くわすが、見ていると学芸員の詳しそうな説明をちゃんと聞いていて、教養というのはこうやって身に着けるのだな、と感心する。
最近の日本の学校はどうなんだろうか。

   
  
 
美男美女たちを愛で
 
お宝ぞろいのベラスケスを独占できる贅沢。

この後はブリューゲル展を見て、出てきたら時間はもう2時過ぎ。
疲れたし、お腹もすいているので館内のカフェへ。
 しばらく待たされてからようやく窓に近い席に就けたが、それも道理
   
丸天井の下の中央エリアが夜の何かのレセプションのために準備中で使われていない。
ここで食事をするのを楽しみにしていたのに。

メニューにあった「ブリューゲルのプレッツェル」なるものも売り切れでがっかり。
そのせいか食べたソーセージの写真を珍しく撮り忘れたらしい。

食事のあとはもうひと踏ん張り。
 
これを見ずには帰れないフェルメールやレンブラントに挨拶し、
 
さすがハプスブルク家で充実のフランドル絵画コレクションを堪能。

ここでもう力尽き、絵画以外の工芸品などのコレクションは今回もパス。
 
美しいエントランス・ホールを通って外に出ると
 もう暗くなりつつある広場にはここにもクリスマス・マーケット。

 
こちらのマーケットでは正統的なクリスマス飾りの屋台が多く、
 
やはり一番人気の飲み物屋台ではホットワインのカップがサンタさんか長靴。
かわいい。


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コメント (7)
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