Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

乳頭温泉めぐり 7 孫六、大釜、休暇村乳頭温泉郷

2020-10-13 17:29:22 | 国内旅行

乳頭温泉最終日。今日も朝から雨だけれど、湯めぐり帖はまだ3ヶ所残っている。

まずは黒湯をチェックアウトして荷物を預け、隣の孫六温泉へ。

川沿いにいくつもの建物が見え、
 
橋を渡るとその鄙び具合にグッとくる。

フロントに貴重品を預けて、まずは男女別の唐子の湯へ。
 
浴槽があるだけで周りには何もないシンプルそのもののお風呂。
単純温泉というお湯はわずかに濁って、38℃とぬるいので壁や天井を見上げながらゆったり。
 
お湯の底は壁が切れて男湯とつながっている。風呂桶がおなじみケロリンではなく、なぜかプーさん。

もう一つのお風呂、石の湯は混浴だけれど、脱衣場から女性専用露天に入れるのでそちらへ移動。
 
するとちょうど出てこられた奥様が「今つれも上がったので誰もいませんよ」と教えてくださったのでありがたく混浴のお風呂へ。
  
脱衣場から階段を下りた先にある湯舟は名前の通り大きな石に囲まれ、日によって色が変わるというお湯は今日はきれいな藍色。こちらは唐子の湯とは違って硫黄泉だそうだが硫黄の香りは強くなく、脱衣場にはちょっと熱めと書いてあったがこちらも今日は38℃とかなりぬるい。しかし入ればすぐにわかるほどお湯の鮮度が素晴らしくて、何と気持ちのいいお湯だろうか。

ついでにちょっと露天にも出てみたが
 
こちらは雨のためにさらにぬるくてすぐに退散。
川に面して解放感一杯のこの露天、以前来た時には天気が良くてとても気持ちよかった。

黒湯に戻って荷物を引き取り、湯めぐり号を待って大釜温泉へ移動。
 
こちらの黒い建物は元「本荘市立子吉小学校大釜分校」だったそうで、門の脇には立派な小屋に入った二宮金次郎くんもいる。
 
入り口の脇には足湯があるが、すぐに玄関を入ってフロントで手帳にスタンプをもらう。
 
元学校らしく天井から大きなそろばんが下がっていたりもするが、玄関から伸びる廊下の先にお風呂場の暖簾が見える。

 
こちらのちょっとウグイス色に濁ったお湯は「酸性含砒素ナトリウム塩化物塩泉」だそうだが香りは硫黄。
ここは黄色い大きな壁がやや圧迫感のある内湯より大きな露天の方が気持ちいい。

さて残りは一か所、2日目に大きなパフェを食べた休暇村乳頭温泉郷だが、またお風呂に入る前にカフェで一休みして
 本日は「秋田犬ソフト」。残念ながらあまり犬には見えないが、お味はソフトクリームというよりジェラートと呼んだ方がいいほど濃厚で、耳のクッキーまでおいしかった。

これを食べたらエレベーターで3階へ。
 

室内の写真はHPより

こちらの内湯には白く濁った硫黄泉と茶色っぽいナトリウム炭酸水素塩泉の2つの浴槽があり、さらに硫黄泉の露天がある。
風情はないけれど期待通り設備の整ったお風呂で、特にちょっとぬるめの茶色いお湯が他とは違った泉質でいい感じだ。

これで乳頭温泉の7か所はすべてまわった。
4日間で入浴回数17回、って我ながらバカみたい。
しかしどのお湯も個性があってそれぞれ気持ちよくて、まったく飽きることがなかった。
個人的に気に入ったのはお湯の良さで孫六の石の湯、内湯の風情は蟹場の木風呂と黒湯の新しい浴室、露天は鶴の湯、といったところだろうか。

 
やっと晴れてきた休暇村前からバスに乗り、田沢湖から新幹線で一番かっこいいと思う「こまち」ちゃんに乗って帰京。

楽しかった。


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コメント (2)
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