Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

博多うどん食べ比べ

2020-10-26 16:48:38 | 食べ歩き

父親の住む千葉県佐倉市にしばらく前に福岡のうどんチェーン「ウエスト」の支店ができた。
場所は京成、国鉄どちらの駅からも遠くて車でなくては不便な所。にもかかわらずお昼時などなかなかの人気で、かくいう我が家でもお気に入りの店。

関東進出になぜこんな辺鄙な所を選んだのか謎だが、最初はうどんの方が目立っていたメニュー、いつの間にかそばの方が大きなスペースを占めるようになって、しかもそばはお替り無料と太っ腹。
しかしおいしいのはやっぱりうどんで、讃岐うどんのようなコシはないがやわらかすぎることはなく、なにより魚出汁のスープとごぼう天がうまーい。

そんな折、旅行で福岡に降り立った。
この機会に本場の博多うどんを食べてみようと、まずは博多駅周辺で店を探す。
「ウエスト」の博多店で関東とどれだけ違うか比べてみたい気もしたが、せっかくここまで来たのだからこの地ならではの店にしようと博多バスターミナルの地下へ。

 「牧のうどん」はカウンター席だけがずらりと並ぶ店。券売機でチケットを買うが、うどんとそばの選択肢があり、さらにチケットをお姉さんに渡す時に「やわ・中・かた」から硬さを指定する。

席についてほんの1,2分で注文の品が到着。
 肉ごぼう天うどんの中、730円。
さくっと揚がったごぼう天ぷらが5本にかなり甘い味付けの牛肉がたっぷり、さらに天かすが乗ってねぎはテーブルで乗せ放題。
うどんは確かにコシがなくて柔らかめだがチュルチュルと食べやすくておいしい。

しかしこちらのうどんは量が多くて、たくさん載った具材を食べているうちに麺が汁を吸って膨張、食べても減らない!
周りのお客さんのほとんどが硬めと注文している理由を納得。小さなヤカンに汁が付いてくるのもこのためらしい。

このスープ、どんぶりの中はお肉のために甘くなっているが、試しにヤカンからレンゲに入れて飲んでみると魚だしが濃厚ですごくおいしい。
今回は具材を欲張りすぎてうどんを食べきれなかったし、次回はシンプルにごぼう天だけにしよう、と決意。

この後3日間はうどんを食べる機会がなく、最後の福岡空港でようやく2軒目。

 ターミナル3階にある「やりうどん」。
 こちらは32cmもの長さのごぼう天が売りで、ごぼう好きとしては1本にしようか、3本にしようかと大いに迷う。
が、これも博多らしい丸天も食べたいので「博多やりうどん」を注文すると、こちらは10分ほども待たされて
 本当に長~いごぼう天が登場。
天ぷらは注文が入ってから揚げるので時間がかかるとのこと。ごぼうはかなり硬め、この長さで汁にも漬けずらいので歯が悪い人にはおすすめできない。
逆に丸天の方はまるではんぺんのようにフワフワで、ごぼうよりむしろこちらの方が印象的。

うどんは柔らかいながら真ん中にちゃんとコシがある感じ、こちらのスープも魚だしが効いて、添えられた液状の柚子胡椒を入れてもおいしい。

今回の2軒では「牧のうどん」がインパクト大だったが、「ウエスト」も含めて博多うどんにははまった気がする。

 福岡空港にはこんなラーメン街ができているが、福岡に来たらラーメンよりうどんだ!


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コメント (2)
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