Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

観光で名古屋 6 徳川美術館&ノリタケの森

2020-12-13 17:06:55 | 国内旅行

11月20日

ホテルでの朝食は前日に食べたので、今日は朝から名古屋メシ。

やって来たのは名鉄の地下街にある老舗喫茶店、「コンパル」。
 
年季の入ったビニールシートでいただいたのは
 エビフライサンドと小倉トースト。
エビフライサンドには大量のキャベツと薄焼き卵もはさまれ、ボリューム満点でどえりゃーうみゃー。さすが名古屋のエビフリャー。

駅に隣接するバスセンターからは市バスに乗って「徳川美術館」へ。
 
雨が降ったりやんだりのあいにくの天気だが、散り敷いた落ち葉がきれい。

 
門を入ると正面が美術館の入り口、右手には一部が展示室になった蓬左文庫。
 中の展示は撮影禁止。
茶室や能舞台も作られた美術館内には刀剣や茶道具、着物など尾張徳川家のお宝がいっぱい。しかし贅を凝らした工芸品ながら、先日東博で見た桃山時代の物に比べるとどうも制約が多くて面白みがない。
そんな中、家光の娘の千代姫の嫁入り道具は凝った意匠の中に葵の御紋を見つけるのが楽しい。

またちょうど源氏物語の企画展があったのはこの夏に読んだばかりなのでグッドタイミング。この美術館所蔵の国宝の絵巻は日程が合わずに見られなかったが、時代の異なる物語本をいろいろ見られたのはよかった。

美術館からは名古屋の観光ルートバス、メーグルに乗車。
 シートがお城やシャチホコの柄になっていて可愛い。
車窓からテレビ塔や名古屋城、栄などの繁華街を一通り見られて便利。

市内を回って、降りたのはノリタケの本社がある「ノリタケの森」。
  
 
昔の工場だった赤レンガの建物の一部にはレストランやショップが入り、その裏は名古屋駅のすぐ近くとは思えないほど広い公園になっている。

お昼も過ぎたのでまずはショップ内のカフェへ。
 しかし名古屋メシを食べすぎたので、ここではノリタケのカップでお茶を飲んだだけ。
ショップでの買い物も踏みとどまり、次はノリタケミュージアムへ。

こちらの1,2階はボーンチャイナの製造工程を見せる工場になっているが内部は札撮影禁止。と言っても他と特に変わった所はない。
3,4階はノリタケの歴史がわかる展示になっていて
 特に4階の明治時代から戦前まで欧米に輸出されたオールドノリタケのコレクションが素敵。
 
いかにも西洋人好みの装飾過剰な日本趣味から始まり、流行したアールヌーボーへ。
 
壁一面に展示されたデザイン画が欲しい!
 
1920年代のアールデコがおしゃれで
 帝国ホテルで使われていたフランク・ロイド・ライトがデザインした食器もあった。

 3階は歴代食器の展示。
  
 
プレートやコーヒーカップのデザインが時代と共に変わっていくのがわかって楽しい。
どこかの小学生たちが社会科見学で来ていて食器のデザインを器用に模写していたが、我々が見学しているととても気を使って声を潜めたり、どいてくれたりする。
なのにあとから来たおばさんグループは大声でしゃべりまくって、しつけがなっていない。

ノリタケから名古屋駅までは歩いて10分ほど。

 最後は「風来坊」の手羽先を買って、名古屋の旅は終了。


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コメント (4)
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