Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

道北の旅 7 稚内市内

2021-07-28 13:22:51 | 国内旅行

6月29日

ツアー最終日、とは言え本日は空港に向かう時間まで予定なしで自由行動。

 夕食はしょぼかったがホテルの朝食はなかなかの充実ぶり。

これをいただいてから稚内市中心部へ。ホテルの最寄り駅は南稚内だが、鉄道もバスも本数が少なすぎるので歩いて行くことにする。

しばらく行くとちょっと目立つ建物があってので近寄ってみると
 昭和27年に建てられた底引き船親方の邸宅で内部も公開されている旧瀬戸邸。内部も凝った造りらしいが、残念ながら開館時間には早すぎる。

ホテルから20分ほどでJR稚内駅に到着。

ガラス張りの駅舎は2011年にできたものだそうで
 外には駅舎を突き抜けた線路の先端に「日本最北端の線路」の車止めがある。
 
実際の最北端には看板が立っているが、単線のプラットホームはかなり寂しい感じだ。

それに比べてまだ新しい駅舎内は明るくてきれい。
 
なかなか充実したショップもあるが、ここで日本最北端の駅弁を買おうと思ったら「今お休み中で7月から再開の予定なんです」と振られてしまった

駅からホテルまで戻るちょうど中間には稚内副港市場という商業施設がある。
  
 
中には海鮮を中心にした店がいくつか入っていて、生のほっけやナメタガレイが安い!
海鮮丼の食堂もあるけれど、こちらも残念ながらまだ営業時間前。

 このすぐ隣には稚内市樺太記念館という施設があって
 
日本統治時代の樺太の展示がいっぱい。歴史的経緯を考えるといろいろ考えさせられてしまうが、コロナ前までは稚内からサハリンまで交流のための船が行き来していたとか。「でもロシアからの船は急にキャンセルになったりしてあてにならなかった」とはタクシー運転手さんのお言葉。


建物のすぐ裏にある港を眺めたらホテルに戻り、早めに空港へ移動。

 稚内空港の看板には英語より先にロシア語。
ここだけではなく、稚内市内では道路標識などにもロシア語が入っているのを見た。

チェックインはすませたけれど、出発まではまだたっぷり時間があるので外に散歩に出ることにした。
空港の前の道は通る車もほとんどなくて
 
滑走路からはFDAのピンクの飛行機が飛び立った。来た日にも空港でFDAを見かけて静岡からそんなに需要があるのかと思ったが、FDAは夏の間日本各地からチャーター便を飛ばしているのだそうだ。

 
道路脇にはハマナスや、これは外来種のコウリンタンポポが華やかに咲いていて
 しばらく行くとメグマ沼へ向かう木道が現れた。
 
広い湿地に花はイソツツジぐらいしか見えないけれど、鳥の声があちらこちらから聞こえて
 
沼を眺めてから来た道を戻ると、遠くに今日も利尻富士の姿が見えた。

 空港に戻り、唯一の土産物店を物色してみると
 
稚内ブランドの中にアイスクリームがあったので本日の一アイス。稚内牛乳のアイス、うまし。
これを食べているうちに搭乗するANAが到着。 

 
飛び立つとすぐに先ほど見たメグマ沼、そして宗谷湾が見えてきて
 最後は利尻富士がきっちりお見送りしてくれた。


 ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする