11月26日
今日はクイーンズタウンを出て南島の最南端に向かうが、午前中はフリータイムなのでまた湖岸の散歩に行く。
街にはトレイルがいくつもあって、湖に沿って歩いて行ける。
途中いい声で鳴いていたのはヒバリの一種?きれいな羽の鳥はズアオアトリと言うらしい。
ホテルと繁華街の間にクイーンズタウン・ガーデンという大きな公園がある。
よく整備された公園内には彫刻などもあって
プレートが付いている岩が所々にあるのは故人を偲ぶためのもの。散骨などしているのかどうかはわからないが、こんなきれいな公園にお墓があったらいいね。
園内は様々な色のシャクナゲが満開。
イギリスっぽいローンボウルのクラブの周りも花でいっぱい。
池の傍にいた鴨の親子がかわいい。
公園の端の門をくぐると、昨日も来た遊覧船乗り場のビーチ。
今日は黒い水鳥がいっぱい。
この目の前にあるのがパタゴニア・チョコレートという有名店。
昨日の午後は長蛇の列だったが、今日は空いていたのでアイスクリーム、7ドル。盛りが良くて、これ一つでおなか一杯になってしまった。
というわけでホテルの昼食はお茶だけもらって、13時になったらクルーズ参加者はバス3台に分乗してクイーンズタウンを出発。
ワカティプ湖に沿って走って行くのだが、湖岸はエニシダだろうか、黄色い花がずっと続く。
湖は街から南へ長く続いていて、湖を離れるまで小一時間もかかった。
まわりは牧草地が続き、一番多いのは羊。
牛もたくさんいるが、お尻が白い茶色い動物は鹿。脂肪の少ない鹿肉もこの国では人気らしい。
こんな景色の中を走ること2時間半、Wintonという小さな町でトイレ休憩。
19世紀半ばからの町で、昔は鉄道も通っていたらしいが、ここの公衆トイレが超優秀。
ピカピカの扉を閉めるとジャズっぽい音楽が流れて、「使用最長時間は10分です」というアナウンスが流れるのだ。中もきれいで、これが無料。NZはどこでもトイレがきれいで、日本人でも安心して使える。
このすぐ横の昔の駅舎らしき建物はビアガーデンになっていたが、ここでアサヒスーパードライの看板を見るとは。
この町を出て30分ほどでこの辺りでは一番大きなInvercargillに入る。
スペル通りに読めば「インバーカーギル」だが、こちらでは「インバーカーゴ」と発音する。
しかしここは素通りして、さらに30分走ると港町ブラフに到着。
冬は牡蠣で有名なところだそうだが、平屋の家がパラパラと並ぶ本当に小さな町。
ここからいよいよ船に乗り込む。
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