Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

NZと亜南極 13 エンダービー島後編

2024-01-17 13:18:20 | オセアニア

11月28日 続き

昼食後、林から出てまた海沿いを歩いて行く。
 
キャベツの間にはアシカ
 
岩場にはまたキンメペンギンがいた。かわいいピンクの足先まで見える。
 すぐ隣にいるアシカと見つめあうの図。

  
 あっちにもこっちにもアシカ。

 
歩きにくい草をかき分けながら崖を少し降りて行くと
 
海鵜の巣にまだ頭がぽよぽよのヒナがいた。

さらに行くとまたキンメペンギン。
 
頭を下げると眼のふちの黄色い線が頭の上までつながっているのがわかる。
キンメペンギンは群れを作らないので本当に一匹づつ。

浜から少し上ると一面に白い花が咲いている原があった。
  
 
こちらはメガハーブの一種、ここではまだ小さなつぼみだったが、この花は茎が高く伸びるのだそうだ。

気を付けて歩けば他にも亜南極固有の花がいくつもあって

圧巻だったのは辺り一面黄色いBulbinella Rossiiでいっぱいだったところ。
  
 
花穂に小さな花がぎっしり。

ここを上ってしばらく行くと木道が現れ、崖を望むベンチに着いた。
 
これで道なき道を行くハードなトレッキングは終了。ここから上陸した浜まではずっと木道が続いている。

この木道の脇は草地になっているが、草の間に所々白いものが見える。
 
これが地面に巣を作るアホウドリ。
 
これはたぶんサザンロイヤルアルバトロス。頭上を滑空する様がかっこいい。

 やがて前方に船が見えてきた。
 
その手前には背の低い木の生えている所があって、ちょっと中に入ると避難小屋があった。
これはこの辺りで遭難する船が多いため、難破して流れ着く船員たちのために物資が備蓄されていたのだそうだ。

 出発点の浜に帰り着いたのは8:45に歩き始めた7時間後の15:45。歩いた距離は17キロ弱だけれど、足元が悪い所を重いゴムブーツで歩くのは大変。荷物が多くて断念したが、ハイキングブーツを持ってくればよかった。

楽しかったけれど、さすがに疲れた。


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コメント (2)
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