Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

NZと亜南極 10 スネアズ島

2024-01-09 17:38:55 | オセアニア

11月27日

Heritage Adventurer 号はスタビライザーが良く働いて揺れが少ない。
大体船の上では心地よい揺れでよく眠れるのだ。

ということで船上での初めての朝。
 
ビュッフェに選択肢はふんだんにあるが、控えめにオートミールとヨーグルトをいただく。

食事をしているうちに船は今回のクルーズ最初の投錨地に近づく。 
 赤丸で囲んだ島々が今回の行先。

最初の目的地、スネアズ島は本土から200キロ、南緯48度にある。

ニュージーランドの亜南極にある島々はいずれもユネスコの世界自然遺産に指定され、自然保護のために厳重に管理されている。
中でもスネアズ島は限られた研究者しか上陸が許されていないので、我々はゾディアックというゴムボートで海上から見るだけだが
 
マッドルームでライフベストとゴム長靴を身につけ
 
カードをスキャンして長靴を消毒液に漬けてから
 
タラップを降りてボートに乗り込む。
 海上から見る我らが船、やっぱりかっこいい!

 
島に近づくと波打ち際の岩には海草がびっしり生えている。

 やがて岩の上に見えてきたゴマ粒は待望のペンギン!
 
岩の斜面にいっぱいいるが、その上の草地や灌木の間に巣があるのだろう。かなり上までヨチヨチと歩いている。
 海藻の間から海に入った連中は海上を飛んでくる。

 
かなりの急斜面、岩の隙間にもペンギン。

ボートは島をまわって、少しでもペンギンに近づける所を探してくれる。
  
  
 ここにいるのはスネアーズ・ペンギンと言うこの島の固有種。体長は5,60㎝ほど、くちばしの横から目の上に黄色い眉毛のような羽が生えているのが特徴。
 
この島でしか見られないこのペンギンが見られてうれしい!!

島には100ヶ所ほどコロニーがあるそうだが
  
  
  
険しい岩の斜面をずっと上まで上って行く姿がけなげでたまらん。

ペンギンたちはニュージーランド・アシカと共存していて
  
 
アシカたちは基本的に魚を食べるので近くにいても大丈夫らしい。

 
島には他にもトウゾクカモメやマダラフルカモメなどなど、たくさんの鳥がいるが
  
 
やっぱりペンギン。泳ぎ回るペンギンたちに見送られて、2時間のボートクルーズは終了。

小雨が降っていたけれど気温は12℃、寒さを感じることなく船に戻った。


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コメント (2)
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