Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

ソウルで女子会 5 仁寺洞で韓定食

2015-04-17 17:16:13 | 東アジア
4月3日 続き

カフェで一休みした後は一駅分歩いて仁寺洞へ。

 さすが人気のショッピングストリート、平日の午後でも外国人も含めて大勢の人出。

はいいが、以前に比べて若い子が増え、それに合わせたのか店先で売っているものもチープになって、なんだか原宿の竹下通りみたいになってしまった。
 
道のちょうど真ん中あたりにあるショッピングモール、サムジーギルも出来たばかりの頃はもっと落ち着いた感じだったと思うのだが、今やティーンエイジャーのおデートスポットらしく
  
ウンチ型の今川焼にエレベーターホールに便器はトイレカフェらしい。

よく見ればいい物を扱っている店もあるのに、これでは「伝統工芸の街」のイメージが台無し。
それは通り全体に言えることだけれど。

幸いにしてサムジーギルの下にあるお気に入りの金属工芸の店、阿園工房は健在でこの店内だけ違う空気が流れている。
  と言うことでまたネックレスを買ってしまったが、凝った包装をしてくれている間にお茶を一杯いただいてほっと一息。
この店にあるものはみんなほしくなっちゃう。

メインストリートを一通り歩いたところでそろそろ食事時になったので、食事処の並ぶ路地へ突入。
今回の旅のテーマに沿って今夜の夕食は韓定食。ということで選んだ店は「ヌィジョ」
 
玄関周りこそお店らしく改装されているが、ここも築300年の韓屋だそうで、靴を脱いで上がったお座敷は泊まっている宿と同じような造り。

食事はすべてコースになっているが、渡された日本語メニューを見ると値段の違いは品数の違いのようなので、一番少なくてお安い27,500ウォンのコースを選択。

 まず登場したのはかぼちゃ粥と水キムチ。お粥はほとんど味付けがされていないのではないかと思うほど薄味でどろっとしているが、これで先ずお腹のウォーミングアップをするのが韓定食のお約束。
 
次に登場したのはメニューには「根菜巻き」とあるもの。黒い皿の真ん中にあるのはじゃがいもの甘酢漬け、これになにやらわからない根菜を乗せて巻いて食べる、いかにも薬膳っぽい一皿。
白い皿の葉っぱの上には大根と甘く煮た桑の実と他にも何か乗っていたが、なかなか手間のかかったもの。
 鶏肉の添えられた山野草のサラダには今朝市場で見たような葉っぱが何種類も。かけられたドレッシングがちょっと甘くておいしい。
 暖かいのがうれしいエゴマのスープはクリームスープのように濃厚。
 「ドングリのコンニャク」はまさに弾力の少ないコンニャクでそれ自体の味はなく、上に乗せられたピリ辛のズッキーニと芽ねぎといただく。
 
チヂミに煮豚とおなじみの料理が次々に運ばれてくる。一皿づつの量は少ないがここら辺まで来ると結構お腹にたまってくる。
ちなみに「チヂミ」は実は方言だそうで、ジョンの方が一般名称らしい。
 
魚はほんの一口、メローの蒸したものが出たが、これは上にかけられたタレが激甘。
メニューには「根混ぜ」とある料理もかぼちゃが主のきんとんで甘くて、この店の料理は全体に甘いものが多いな。
 
と思っていたら最後のお食事の味噌チゲはさすがに辛い。しかしたくさん並べられるキムチやナムルはどれも上品な味付けで
 蓮の葉で蒸された五穀米とおかずだけでも十分なほど。

最後には「山野草の酵素」なるフルーツ酢のドリンクのような冷たい飲み物が出されてコースは終了。
体に良さそうな食材でお腹はいっぱいになったし、辛い物はほとんどないので食べやすかったが、インパクトのある料理がなかったのはちょっと残念。

帰りはタクシーを拾ったらあっという間に宿に着いてしまった。


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