11月7日 続き
雲仙からバスで20分、降りたのは小浜ターミナル。
アメリカでオバマ大統領が誕生した時はしゃいでいた町があったが、あれは福井県の小浜市。
こちら長崎県の小浜は橘湾に面した温泉地だ。
こちらのバスターミナルも相当年季が入っている。
親切なバス会社の事務所に荷物を預けて、まずは町をちょっとお散歩。
山側へ少し坂を上がると現れた立派な建物は公会堂。
その少し先には上の川湧水の看板があって、小さな祠が祀られている。
感心したのはこの案内看板。
地元の小学校の生徒たちの手書きで、これがポイントごとにある。
かわいいし、子供たちの勉強にはなるし、とてもいい取り組みだと思う。
ここからまたちょっと歩くと、今度は刈水の炭酸泉というのがある。
灰色に濁って硫黄の香りが強く、ボコボコと湧いているので熱そうに見えるが25℃程度の冷泉。
坂を下ってバスターミナルへ戻り、今度はそのほぼ隣にある「蒸気家」という温泉旅館へ。
名前の通り、道に面した所からはもうもうと湯気の立ち昇る釜があり、別府の鉄輪温泉のように地獄蒸しができるようになっている。
しかし今日ここに来たのは食事のためではなく立ち寄り湯のため。
そこで正面玄関に回って中に入ると、最近改装したのか、ロビーはとてもきれい。
入浴料500円を支払ってお風呂へ行くと
女神様(?)の見守る浴槽には透明なお湯がかけ流し。こちらはナトリウム-塩化物泉の自家源泉で、100℃のお湯に加水してちょうどいい40℃に調整しているそうだが、しばらくして口の周りをなめるとそれだけでもしょっぱい。
さらに浴室の隅には扉が2つあって、これは蒸気を利用した天然サウナ。
入って扉を閉めるとすぐに湯気が充満して、浴槽ではあまり感じなかった独特の匂いがすごい。
熱いし、長くは入っていられない。
きれいなお風呂をゆっくり堪能させていただいたら、フロントで黒卵とみかんをお買い上げ。
こちらの宿は素泊まり専門だそうだが、きれいだしお風呂はいいし、ここに泊まってまた蒸し釜で遊ぶのも楽しそうだ。
蒸気家さんを出て海べりの道を歩くと
すぐお向かいにあるしゃれた洋館は観光案内所。
とても立派な和風旅館も見えるが、この建物はもう使われていない様子。
大通り沿いには大型ホテルも並び
弘法大師の向こうは遊歩道になっている。
これをしばらく行くとほっとふっと105という長い足湯がある。
源泉温度105℃にちなんで105mある足湯は日本一長いとか。しかし日差しが暑いので皆さん屋根の下に固まっている。
さらにここにも蒸し釜があって
この反対側はパムッカレの棚のようになっている。
ここにベンチとテーブルがあったのでランチ休憩。
途中の店で買ってきたスムージーとシフォンケーキに蒸気家さんの黒卵。卵はほんのり塩味が付いておいしい!
この先にも貸切風呂がいくつも並んで、波打ち際のお風呂もある。
小浜温泉、雲仙温泉よりもいいかも。
13時半になったらバスターミナルに戻って、一日3本の長崎駅前行き特急バスに乗車。
長崎まで1時間15分、海沿いの道が多くて景色のいいバス旅。
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近場でもいい所を見つけましたので、今度会った時にお話ししますね。
来年も一緒に遊んでくださいね。
どうぞ良いお年を。
小浜温泉、のどかそうで良いですねえ。
九州旅に出る時の候補になりました。
特に波打ち際の温泉が・・・
そして小学生の手作り案内板!
アルバニアのブルーアイ界隈で
ぜひともお子様おもてなしを広めて頂きたい。
今年もお世話になりました。
良いお年をお迎えください~