7月5日 続き
ホテルの部屋で一息入れると時間は16時。夕食のための集合時間は18時45分というので大急ぎで出かける。
フロントでタクシーを頼むと、配車アプリで1台呼んでくれてお代は降りる時に現金払い。
前もって料金がわかるので安心、どこでも便利になった。
ホテルから15分でやって来たのはキエフ通りにある温泉浴場、Kiev Sulfur Bath。
名前の通り、車を降りるともう硫黄の匂いが鼻を突き、いかにもソ連っぽい建物がかっこいい。
殺風景なフロントでキョロキョロしているとおばさんが現れて英語で受付してくれる。
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一番安い部屋は30ラリだけれど浴槽なしのシャワーだけ、浴槽がある部屋は1時間40ラリ(約2,400円)とのことなのでそちらに決定。
お支払いはカードのタッチ決済で楽々。
まるで病院のように無機質な廊下を進んで、案内されたのは6号室。
が、開けると小さな更衣室は床から天井までカラフルなモザイクに覆われてかわいい!
そして浴室への扉を開けるとこちらも一面モザイク、二人は余裕で入れる深い浴槽が一つに、マッサージのための台がある。
部屋は硫黄の香りでいっぱい、温泉は浴槽の底から出ているようで脇から落ちる完全かけ流し。
持参の石鹸で体を洗い、浴槽脇のプリミティブなシャワーで流して浴槽に浸かると
湯温は43℃ほどの熱め、無色透明で湯の花も見えないが、肌にスベスベで気持ちいい~!
熱いので長くは浸かっていられず、出たり入ったりを繰り返して、着替えてもしばらく汗がひかなかったがいい温泉で大満足。
帰りはこちらのWiFiで車を手配。ジョージアはUberではなくBoltというアプリが人気というので前もって入れておいたのが役に立った。使い勝手はまったく一緒、ホテルまで7ラリ(約420円)と安くて、最初は地下鉄を使おうかと思っていたが、駅からホテルまでがすごい上り坂なのでやめてよかった(笑)。
無事集合時間にも間に合って、バスで連れて行かれたのは観光の中心地、メテヒ教会の下。
ここにベルリンの壁の一部があって、これは元ソ連の外相、その後ジョージアの大統領も務めたシュワルナゼ氏が持ってきたものとのこと。
この脇の坂を上がった突き当りにあるのが今夜のレストラン。
観光の団体が多い店のようだが、大きな窓の向こうの景色が見事。
ジョージア最初の食事はサラダにチーズペーストをチーズで巻いたもの、パプリカのクルミペースト詰めに
ジョージアと言えば、のハチャプリ。
松屋のおかげで有名になったシュクメルリ、以前食べたものは白かったが、こちらのは白くなくて、しかしやはり強烈にニンニク。豚の串焼きに
フライドポテトとマッシュルームと盛りだくさん。
甘ーいケーキをいただきながら
観光レストランらしくジョージアのダンスも見せていただいた。
食事を終えた21時でようやく日が暮れて
自由広場を回ってホテルに戻ると、玄関から山の上のテレビ塔がきれいに見えた。
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