虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

かけ算の暗唱に親しむためのバトルゲーム作り

2019-01-03 17:12:22 | 算数

小学1年生のAくんは、ちょっとゆっくりな面がある男の子です。

年長の時に、数への苦手意識がとても強かったので、

大好きなポケモンゲームで遊びながら計算に親しむうちに

少しずつ算数が好きになりました。

今では教科の中で一番算数が得意だというほどになりました。

 

このまま2年生も算数好きのままがんばってほしいな、と願っています。

でも、2年生の算数は単位の変換や九九の暗唱など、子どもがつまずきやすいポイントが

いろいろあるのです。

暗記が苦手なAくんが、いきなり大量の九九の暗記を強いられた時、

困り切ってしまわないか、今からちょっと気にかけています。

 

<かけ算の暗唱に親しむためのバトルゲーム作り>

そこで、丸い形に切った画用紙にポケモンの絵の切り抜きを貼って、

九九のバトルゲームを作りました。(自分で絵が描ける子は描くといいですね。

写し絵もOKです)

絵を貼った面に

3×

4×

といった書き込みをすることと、2,2、3、3,4,5と面に書いた

簡単なかけ算用さいころと、4,5、6,7,8,9と書いた難しいレベルの

さいころを作るとできあがり。

<遊び方>

ポケモンのカードを裏返して山にしておいておきます。

自分の番になったら、カードを1枚ひいて、

さいころを選んでふります。

カードが2×で、

さいころが、3だった場合、2×3=6で6点ポイントになります。

九九の答えがわからない時に調べられるように九九表も用意しておきます。

 

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Aくんはゲームがすっかり気に入って、何度も繰り返し遊んでいました。

遊ぶ時に、耳に残るように、繰り返し、出た九九を暗唱してあげるようにしました。

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<おまけ>教室の算数タイムの風景

ちびっこちゃんたちは、金塊に夢中です。

真剣に数えながら並べます。

ビー玉のお薬作りも大人気です。

大きな金塊は小さい金塊10個と交換できます。


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