嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

イタ車はこんなものですよ第54話 シャマルもうで

2005-06-02 20:58:15 | 某イタ車レストア計画
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DSC0805いんや~、詣でてまいりますたトクイチオートさん!満員で順番待ちだったTTのリフレッシュ入庫である。待っているあいだにシャマル様のセッティング第1案があがったので、そいつの見学を兼ねていってまいりますた!

生憎の豪雨の中だったのだが、4MOTIONさまの後輪トルクに助けられて楽しいドライブをばさせていただきました。雨の中で走らせるとクルマの挙動がぶっ飛ばさなくてもよくわかる。アクセルオンを続ける限りオンザレールに終始するTT3・2。途中4MOTIONさまが漸次介入してきて、それが結構唐突なのでアンダー?と思わせるんだが、豪雨の中で30kgmのトルクで押されるのは困りものである(爆死)。巷間言われるプッシングアンダーですかい、と思いきやそんな小さなRではない。ここは中央バーン(謎)である(爆)。結局弱いアンダー~ニュートラルのままコーナを抜けてシマウマ。
TT3・2はじつはショートホイールベースのネガ、っつうか楽しめる部分をとことんそぎ落として安定アンダー一辺倒、ただし雨天では無敵、とそいう仕立てなのだった、ということがつくづくわかりました。
これぢゃ911のカレラ4と同じコンセプトですぜ。エンジン搭載位置をのぞいたら993のカレ4あたりともろにバッティングするんだろうな。年式なりのヤレが出てるモデルならば圧勝。一生乗る、っつってがんばってる個体でもたぶん私のTTのほうが安定して速い(おおうそ)とみました(爆)だってDSGっすから(完全意味明瞭)
発表直後にあったオーバーステアを徹底的に反省したセッティング、悪くはないが、やめられない、ってくらい楽しくもない。せっかくのショートホイールベースである。ちょいと楽しんでみたいぢゃありませんか。

安全で安定して速い、それ以上何を望むというんだい?・・・これ以上は何も望まない(爆)・・・ので、100くらいまでの速度域でのアクセルコントロールをリクエストしてまいりますた。

さて、興味の焦点シャマル様である。Aさんとは現地で合流したのだが、あのAさんがキンチョーしてんぞ(爆)。そりゃあムリもない。入手からは18ヶ月。パーツ発注からは10ヶ月が経過してようやく、なんである。
ここまで大きなトラブル無しにこられたのはなんつってもマニイ君のおかげなんだが、仲介をした私としてもウレシイ!
エンジンかかってみれば「静か~」の一言!なんかコロナみたい(核爆)にシュルシュルいってるだけだ。早速雨の路上に出てみる。Aさんがキンチョーしていた理由がわかった(おそすぎ)。んが、以前にあったどっかんターボではなく、ほんとうに1500くらいからトルクが直線的に立ち上がって、気がつけば6000rpmに達している(驚)。ほっとくと7000まで軽々と回ろうとする・・・んなばかな!
以前乗せていただいたときには回転は5000で頭打ちだったはずだ。それにアタマっつーか首ガックン(完全意味明瞭)のブーストが影を潜めている。気がつけば油温180度。こりゃイパーン道では危険すぎ!
それにこのサウンドはどうだ!Fがネコならこいつはトラだ(一部意味不明)。フルレザーインテリアから漂うむせるようなニホヒでもうクラクラである。ほんの5kほど走ってこれであるから、ロングツーリングなんつったらダイエット必至である(爆)

交差点の右折で前がつかえてこちらが赤になってるんだが、横方向からの交通が動き出さない・・・そう、待っていてくれてるのである(爆)・・・なんかスゲーのがキター!!というわけでみなさんブキミがっていたようである。ホイールスピンをかましつつ発進してお礼をしてさし上げるのが礼儀というものである(おおばか)ロッソマセラーティ、しかも雨。こんな体験またとない!ああ、楽しかった。信じられます?3でも4でもリアタイアからダダダッ、と(爆死)。だが、クルマは前に進むんである(完全謎)。あっぱれトクイチオートチューン!
発表当時のシャマルのインプレの出鱈目ぶりが明らかになった瞬間であった(一部意味明瞭)
読んでますか、クマクラさん?シャマルはそんな乱暴ばかりする悪い子ではないです(きつぱり)

というわけでこれで完成か、と思いきや、ここからさらにAさんのスタイルに合わせてセッティングをおこなうのだそうだ。うぎゃぁ~・・・降りてみればタイアの溶けたニホヒが・・・