嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

オムライス定食

2005-06-20 19:58:02 | 食・レシピ
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DSC0874だいぶ以前にご紹介した「元祖オムライス」・・・ギンザの煉瓦亭のレシピをそのまんま頂戴したものであるが、本家よりサイズがでかくて具が多いのが特徴である(爆)。こいつをうまく仕上げるのにはフライパンの焼き加減がすべてである。バターを直前に落として茶色に変色したときがタイミング!ほんの18秒ほどでしあがってしまうのでその日イチバンのコンセントレーションでイッキに焼き上げる。この18秒のために12時ちょうどにジムにいって、3時までお昼寝した、それくらいのもんだ(誤爆)。ご覧くださいな、この焼き色。今日は新ぢゃがのポテサラ・・・ただしそこはうちのことであるからしっかりオリーブオイルとアンチョビ、新鮮なパセリで一味違えてある(完全意味明瞭)。パルミジャーノを削って供すれば西麻布で4ケタのクオリティのはずだ(爆)
HEINZのケチャップはお約束・・・なぜかこちらではカゴメやデルよりもだいぶ安いお値段で入手できる。
このオムライスの甘味はやはりニッポンの洋食の味と思う。


サライ風あさごはん?

2005-06-20 09:26:22 | アート・文化
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DSC0872夕べははげしい雷雨があった。久々のおしめりか、とも思って期待したのだが、長続きしない。どうやら水不足の状態はまだまだ続きそうである。というわけで清々しい朝である。今日のお客様向け朝食はサライ風(完全謎)。・・・雑誌サライ・・・オヤジ、っつうよりもジジイ向け雑誌の嚆矢となった老舗ロングセラーカルチャー旅グルメ良品系グラフィック雑誌(意味不明)である。内容の濃さと企画のよさでいまだに定期購読者が多く、小学館の屋台骨を支える雑誌としても有名。わたしも立ち読みツアー(爆)に出かけたときにはまずはこいつから攻める(更爆)。そんななかに大抵紹介されるお宿の朝食をイメージしたのがこれだ。鰯の鬼おろしがけ、目玉焼き、香の物、筍の和え物・・・なんつうことない当たり前の、華やぎにも欠ける膳なんだが、朝からご馳走オンパレードでもまた困る。というわけでサライ風(謎)。地味なんだけどホンモノ、それと手作り、というわけっす。

鬼おろしはおろしがねのバリエーションである。画像のように竹を使った民芸品に近いものなんだが、これで大根をおろしてみると目うろこである!おろし金でおろした大根おろしの水っぽさに辟易、という方も少なくないだろうが、鬼おろしを使ってみると水分がほとんど流れ出さないままなんとも歯ごたえのよいおろしが出来上がる。ホームセンターあたりで入手可能。お好きな方はぜひ!今夜はこれでおろしカツでもいきますかねえ・・・