黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

夏の終わりの太陽に吠える女性刑事。

2019-08-19 17:33:55 | Weblog

韓国の国民の10人に8人以上が今年日本を旅行する意向はないという調査結果が出てきた。
世論調査専門機関のリアルメーターが16日にCBSの依頼で日本旅行の意向について国民世論を調査した結果「今年日本を旅行する意向はない」という回答が81.8%となった。「今年日本を旅行する意向がある」という回答は13.4%にとどまった。「わからない」「無回答」は4.8%だった。
以上は韓国の大手新聞・中央日報の今日の記事から。
新聞社としては「韓国人は日本に対して怒っているぞ!日本旅行に行かないぞ」という流れの記事ですが、しかし読んでみると…はて???
たとえば日本とアメリカ、日本とフランスの関係は良好ですが、じゃあ日本人に「今年中に」という限定付きで「アメリカ旅行、フランス旅行に行くか」と質問されたら、「行く」という返事をする人はそんなにいないだろう。1%もいないのじゃないか。
韓国政府と韓国マスコミが騒ぎ立てている真っ最中に「今年中に日本に旅行に行く」と回答する韓国人が「13.4%にとどまった」って、それ、ものすごい人数ですよ。韓国の人口は5000万人だから、13.4%は670万人にもなりますよ。強烈な円高ウォン安で韓国人の日本旅行は割高になっているのに、日本旅行、それだけ魅力的なのだろう。
この時期、街で韓国人旅行者を見かけたら親切にしましょう。
同じ新聞には「訪韓日本人観光客が昨年対比で27%増加」という記事も。これも「韓国が好きだから、この時期こそ行きます」という気合ではなくて、強烈な円高ウォン安で「韓国に行くなら今がチャンス♪」というドライな判断だろうと思いますけど。
「ユニクロが閉店」という記事も、勢いよく大見出しだけれども、入居しているビルの改装工事や契約更新、近隣地への新店舗の出店などで、とっくの昔に閉店が決まっていたようです。新聞の見出しというのは派手ハデのセンセーショナルなものですけど、よく読んでみないといけません。
これ、日本の新聞でも…特にスポーツ新聞…見かけます。「阪神、猛打爆発!巨人の投手陣が総崩れ」で、試合では猛打爆発の阪神が負けていたりします。
この時期になると、韓国の新聞では急に日本を持ち上げる記事が復活。
「あおり運転・暴行…日本はすぐ顔を公開し逮捕、韓国はノロノロ捜査」
これは権威のある朝鮮日報の記事。韓国の警察は日本を見習えと叱る。しかし、こんなことでほめられるのも…。
低速運転を得意とする私、あおり運転は怖いです。リアウィンドウ全体に大型トラックが迫って来てバオーッとクラクションを鳴らされたり、目の前にグワンと割り込まれたり…ゆっくり走ろう日本列島。
中央日報の「これからの韓日戦、数学がカギ」という大きな記事では「注目されるのは大学の数学教育の全面的刷新だ。日本は6つの拠点大学(東京大、京都大、北海道大、滋賀大、大阪大、九州大)をその中心に置いた。数学およびデータ科学教育過程を新しく構成し、ほかの20大学に拡大する。4つの大学(北海道大、埼玉大、名古屋工大、金沢工大)には数学および統計学副専攻の新設の義務化を検討している 」と報道。
おおっ。滋賀大学も紹介されていますよ。ここでも「韓国の数学教育はダメ。日本を見習おう」と論じています。
しかし、大学の数学の研究は「韓日戦」なのか。数学専攻の学生が聞いたら「はぁ?」と。滋賀大学の諸君、気合を入れていっそう頑張りましょう。サッカー選手の気合で。
おうみ進学プラザの数学の先生たちも、気合を入れて教えましょうぞ。
しかし、なぁ、ついこの前まで「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」と、日本関係なら何にでも、札幌で女子カーリング大会が開催されることまで怒っていたのになあ。切り替えの早さに驚くが、そういうものなのでしょう。
元ソウル大学教授(昔の日本の京城帝国大学で,東大のようなエリート校)が書いた難しい本…「今回の騒動では日本の主張が正しい」という内容です…が韓国の書店売り上げでトップグループへ。ものすごく売れているらしい。
こういう本が出版できて売れるのは韓国社会の変化。だんだん普通の隣国へ。まあ、そんなに簡単には進まないとは思いますけど。
さて夏期講習会。
今日は守山教室へ。「真壁先生は2時ごろに来られますけど」、「いや、真壁先生に会いたいわけじゃないです」と。
中学生も高校生も真剣に勉強していました。
「ゆく夏を、近江の人と、学びけり」*松尾芭蕉(一部改)
「これしきの残暑がナンダ!」と、自転車で教室巡りの旅へ。用水路に鯉がいます。
いきなり夕立。
これしきの…夕立…はい。夕立でした。県立中学受験クラス「県中エクスプレス」の授業で「水資源」について語った私。頭からしっかりと豊かな水資源。
写真は守山教室・山塚先生。イメージは「太陽に吠えろ」の女性刑事です。そして中3のクラスを担当する山塚刑事。
次に西村先生。その鉛筆削り器では無理かもしれんぞ。
そして夏期講習会をガオガオと大声で押しまくる真壁先生。ドラ声+ラッパで「頑張れー」と号令します。


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