King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

颯々の声を聴く。季節のブレンド『颯々』好評販売中

2013年05月08日 12時30分47秒 | 珈琲
いつもの在庫表を見上げるお客様が、名前だけでその内容を聞かずに
お買い上げいただく季節のブレンド『颯々』。

もうその名前だけで、どんな味か想像つくようです。

試飲のお客様もまさにその通りですと皆さん飲んで漏らします。

普段から自然を愛し、季節を感じているお客様ほどその感じる心は
珈琲に通じるものありとしてそうつぶやくようです。

昔のドラマのワンシーンにラストシーンで初老の主人公が屋台で
カツオのたたきを食べて日本酒を飲むときに風が吹いて一言、
薫風まさにとつぶやいたのを思い出します。

五月とはいえなかなか気持ちよく暖かくならない今年ですが、
風は毎日猛烈に吹き続けています。

颯々声あなたにも響きます。

そのお供に季節のブレンドぜひどうぞ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

96番と96条

2013年05月08日 09時30分32秒 | 日々のこと
連休の疲れを引きづりつつ、それでも日は時はあっという間に流れ続き
街にはまた新しい店ができ、新しい鼓動も生まれ、息吹が転がり、
脈々と人の営みは続きます。

秩父のおもてなしの心に疑問を感じ、システムに乗れない個人の夢は
はかなくも停滞という底に沈むのか、やるせない気分と疲れの重さばかりが
積み重なります。

そんな中、新聞の中にはかなり刺激的な記事が目につきました。

中国の勝手な領海宣言が国連に提出されそれに米国が異議を明示し、
拡大を続ける中国の領土領海の線引きにくぎを刺して国際ルールを
改めて提示した形です。

ですが、歴史にしろ国際社会にしろ秩序とルールは強者や勝ち残った者
で作られてきたのです。

それを思えば、中国がいる限り国際連合の中では日本は常任理事国には
なれないでしょうし、リードする側には回れないのです。

北朝鮮については核を巡る関係周囲の国の思惑から核を保持しているのを
誇示すればするほど、その消滅が近づくというシナリオを載せていました。

しかし、北朝鮮はもう何年も前から数年内に消滅するといわれ続けて
ずっとまだ同じような脅しの外交でしぶとく生き続けているのです。

周りの国もすべてが北朝鮮の核保有を許さないと主張し、その威力と
到達距離の拡大をちらつかせながら自国有利の状況を引き出そうと
恫喝外交を続けていますが、周りが全部そっぽを向けばもともと援助を
受けなければ成り立たない経済状況ならそもそも持つはずがありません。

今まで人道的支援として食糧医薬品、燃料などをずっともらい続けて
いながら、なぜその援助国を火の海にするという言葉が出てくるのでしょうか。

そろそろ政権解消とか支配解除を目指して支援条件を明示してやった
方がいいのではないでしょうか。

松井秀喜氏、長嶋茂雄氏の国民栄誉賞の表彰がありましたが、その
授賞式に出た安倍首相の背番号が話題に乗っていました。

96代の首相だから96だという首相に対して、報道陣は憲法改正の
アピールではと質問されていました。

正しいことを本来あるべきことをすることばかりがとかく正義と語られる
日本にあって、指導者とか国の代表としてのあるべき先見性は、
大国の指令のもとただその分け前を受け続けて生き延びるという
単純なものであって良い訳がありません。

大国と大国の間をうまくすり抜けて泳ぎ切る巧みな外交戦略と知見を
備え、自国のみならず世界の平和を築く努力がされなければ敗戦国と
なり、二発の核攻撃を受けた意味がなくなります。

それを思えば天皇元首だとか国防軍だとかもろもろのヘンテコてんこ盛り
改正に向けた序章としての96条をこんな政治色もないゲームの世界で
アピールしてそもそものほほんと遊んでいられるのもお国のおかげという
アイロニーが透けて見えます。

今までやるべきことをやってこなかったり、はっきり主張すべきことを
言えないでうやむやで来たことはあるにしても、妙な舵取りだけは
やめてもらいたいと思う猪突猛進振りを感じるのは私だけでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする