King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

モカハラーお前もか

2013年05月19日 23時59分49秒 | 珈琲
最近の新前がどれもいいのはびっくりするくらいの衝撃です。

試す豆試す豆がどれもがすばらしい。

色々な宣伝文句は今までも聞いてきました。

そういうのが大仰なものほどがっかりだったり、COEで大物が絡んだ
鳴り物入りの豆がとんでもない肩すかしなんてことは毎度のこと。

さらに、コンテスト上位とかコンテストチャンピオンとかいうのも
期待が高まると高まるほど落胆も大きいものです。

希少な豆とか厳選して何度もハンドピックをしてとかわざわざ書いて
ある物はもう買う気もしません。

普通に良質の豆が普通にとれる産地は普通に特別でなくても
十分いい豆だというのを再確認させられた感じです。

最近のコンテスト豆を空輸したり冷蔵装置つきのコンテナ船で
しかもバキュームパックした包装で送ったりした豆を飲むと
そこまでしてもこんなものかという感じしかしませんが、最近の
青々としてみずみずしい豆を焼くと今まで何をやっていたのかと
いう感じも強くします。

こういう体験を続けると豆の説明をしながらこういう味だとか
こんな味だといい募るのも意味をなさない気がして、じゃあこれ
飲んでみてととにかく飲んでもらうしかない感じです。

そして、わかる人はそれでも十分伝わって、どんどん自身の中の珈琲
ランクを高くしてしまうようです。

次々にいろいろな豆を試してみたくなる人もいるし、これと思った
豆だけを続けてお求めになる人もいるし、今回のモカハラーも
そんな熱狂を集める感じです。
コメント
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