King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ふと考えてみた

2013年05月17日 11時42分01秒 | 日々のこと
ヨーロッパではワインの醸造所や小さな農園が収穫を祝って
各家で特産品をふるまう催しがあり、これを各自治体が企画して
ラリー形式で回るイベントに仕立てたりしているようです。

秩父は古くから地元の鉄道会社などが年寄りを集めたハイキングを
週末に催していたりしますが、いつも一工夫足りないと思っていました。

もっとより多くの人にアピールする催しを企画できないかと。

秩父につながる横瀬町では何年か前からオープンガーデンという
取り組みをしています。

これはイギリスのガーデニングをしている家々が自分の庭を開放して
花自慢や庭自慢をするのをまねたものですが、自治体がネットで宣伝
したりいい取り組みながらまだ一味足りないといつも思います。

ただ花を自慢するだけでなく、そこにおもてなしの心を表して、自治体が
企画して宣伝すれば、より秩父横瀬地域にお客を呼び込めるのでは
ないかと考えました。

というのも今年はゴールデンウィークが過ぎてもかなりの人が秩父を
花の町として訪れていたのですが、果たして楽しめたのかという疑問を
抱いたからです。

芝桜がピークを過ぎても今秩父盆地は甘くアカシアの花が香り、野生の
藤やら道端のつつじやらが咲いています。

これらは秩父のどこそこへ行くと楽しめるという核とした目的があって
成り立つ花めぐりでなく、秩父盆地に立ったら花が咲いていたという
副次的な効果だと思います。

ゴールデンウイークが終わり、梅雨入り前のこの最もいい天気のこの
時期にこっそり秘密のラリーウォークが企画できないでしょうか。

西武秩父駅や横瀬駅に降り立つと秘密の地図とワイングラスを渡されて
各ポイントに行くと地元の人が秘密の味覚を披露する謎のグルメ探訪
みたいなウォーキング企画です。

ふるまうものは手作りの梅酒や薬用種やら本来は市販されていない
滅多に味わうことのできないものです。

北の大茶会みたいなそれぞれが何かを発信するというまず文化、
人の交流を起こしてみることで、商売ありきでないところの触れ合いを
仕掛けることが重要で、商業主義でないところでもりあがればそれに
事業主も影響され活性化につながるのではと考えます。
コメント
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