King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ずっと風か吹いていた

2013年05月22日 10時29分22秒 | 珈琲
庭の柿の花が咲きました。

何年か前に初めて実をつけそれ以来実を付けることも
なく、害虫の巣になっていて毛虫が垂れ下がるだけの木でした。

今年は害虫駆除に力を尽くし、枝もあまり摘めませんでした。

そうしたところ相変わらずさまざまな害虫の餌食になり、アブラムシから
テントウムシからいろいろな虫がいますが、葉が元気よく伸び日に日に
枝を伸ばす様子が見られます。

いつまでも伸ばし放題にするわけにはいきませんが、実を付ける兆しが
あるので、ここで無下に切るわけにも行かず、どうなることかはらはらとし
見守っています。

毛虫の類や蛾の卵などを見つけては駆除しています。

以前はガスバーナーで虫は焼き払っていましたが今は、ピンセットで
つまんでいます。

今年は何個実をつけることやら。

そんな春から夏に向かう庭先の様子ですが、今年は風を強く感じ
ます。

昨日は午後西から東に強い流れが見られ、やがて雷鳴と激しい雨が
襲いました。

折から走りに行く直前のため走り出そうかやめようかとぎりぎりの選択を
を強いられ、結局やめたのですが、降り方は相当激しく、やむのも突然
でした。

年々そんな熱帯的な降り方が増える感じがします。

そんな風を見つめて季節のブレンドは生まれました。

『颯々』という名を見て買われていく方もいます。

このブレンドはどんな味ですかとはだれも聞かず、季節のブレンドと銘打ち
颯々と来ればどんなものかそもすぐさま思いつくものがあるのでしょう。

この名の並びを見てもどんな味ですかと聞くような人は、コーヒーに季節があるんだと
驚くような人です。

普段何も感じず考えずという人も中に入るでしょうが、印刷技術もろくな紙も
ない時代から文学作品が日本全国で作られ楽しまれていたという豊かな情緒
と自然風土を持つ国としてもう一度今吹く風を感じてもらいたいと思います。

薫風と流れる雲と。

もし、それに合う珈琲があるとしたら。

飲みたいと思いませんか。
コメント
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