King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

アイス珈琲つくりました

2013年05月23日 13時40分31秒 | 珈琲
昨日も夕方ぽつぽつと大粒の雨が降る熱帯的な
天候が続き、今日も暑い日になりました。

昨日は店を早めに閉めて、飯能の温泉施設に行きました。

この温泉施設は何店舗かを展開するチェーン店のようなもの
で、要するにスーパー銭湯より天然温泉でありがたみが
でますが、やはり実態は法的には温泉のスーパー銭湯に
変わりなく、コピーの白濁の湯につかるぜいたくさとくればイメージ
的にもさも癒されそうですが、浴感は及びもつかないものでした。

それでも、たいそうな賑わいで、人気のほどが知れます。

この施設を取り上げたアド街がゴールデンウィークの真っ最中で、
その効果がまだ続いているのか、元々の人気施設なのか知れませんが、
日本人の風呂好きが貧乏くさい銭湯には足が向かなくても温泉施設には
癒されると勘違いして集まるようです。

風呂にはいろいろな思いがある私としてはすんなりと認めづらい
側面があります。

その後も、やたらと秩父の名がテレビに流れ、取り上げられている
場面を目にしますが、珍現象をひとつ紹介すると高村薫の『冷血』が
秩父の本屋さんでは大絶賛されて平積されています。

発売当初は全くなくて、仕方なくネットで買った私はなぜ今そんなに
売っているのか不思議に思っていましたが、昨日はたと思い至り
ました。

つまり、作中の舞台に国道16号線の地名が出てきて、さらに犯人の
一人は本庄出身で、親戚が秩父にいて小さい時にはそこに預けられても
いたということです。

しかし、最初こそ秩父秩父と作者は書いているのですが、詳しい表記を
入れて語られるところに来ると東秩父のようなのです。

これは秩父の人間からしたら山越えて向こう側であり、秩父とついても
秩父にあらずの感があります。

最近どこぞのお笑い芸人が秩父出身ということで、西武秩父駅などから
中継したり、かなり秩父とセットで売り込んでいましたが、彼も皆野町の
出身であり、通った高校は確かに秩父ですが、ちょっと違和感が生じ
るのが秩父の人の感性ではないでしょうか。

別にことさらお国自慢をしようとか秩父を特別視するつもりもありませんが、
テレビの露出度をみるといいことか悪いことかよく解らない最近の現象です。

そんな中、今日作ったのはアイス珈琲です。

別に豆自体は一年中アイス珈琲を注文する人がいるので、ことさらに
珍しことでも季節感があったわけでもないのです。

ただ、今日のアイス珈琲の色がワインのような濃いバラの色で今年は
この色をテーマにしようかと思う感じがする不思議な色合いでした。
コメント
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