稀勢の里が敗れた25日の全勝同士の横綱との一戦は
印象に残る勝負でした。
次の日に新聞に載った写真はあまり見ない土俵中央で
大の字で弛緩する大男の図で、力と力がぶつかり合い、
その果てに敗れた感じが表れていました。
しかし、この取り組みの特異な決まり方とか技とかについて
語られている新聞やらニュースがないのでなんでみんな素通り
なのか不思議でなりません。
この朝青龍に並ぶ優勝回数を果たした大横綱ながらあまり
ほめられもせず、その強さもあまり語られません。
久しぶりに好調でこの取り組みに勝てば14勝で次の場所に
横綱の呼び声もある稀勢の里ですが、結びの場所も敗れ
綱取りなんてまだまだという感じになってしまいました。
昔の白黒の画面の時から相撲を見ていましたが、最近は
日本人横綱はいなくて、諸々のダークな話題が続いて
すっかりファンが減った感じの大相撲ですが、この間ずっと
横綱を務めた白鵬の強さと安定感は特筆すべきもので、
25日の勝利もその勝ち方も含めて大横綱で、技も秀逸と
もっと褒められていいと思います。
昔のテレビと今では画もよくなり、力士がぶつかり合う時の
ゴツッとかゴッといった骨と骨がぶつかり合う音まで聞こえる
ガチンコぶりが最近の取り組みですが、25日の全勝同士の
この取り組みでは、最後の投げは自ら土俵に崩れ落ちるように
して相手を崩しての投げでこんな投げを見たのは初めてのことです。
大横綱になると相手に胸を出して受け止めて寄り切るという
横綱相撲が要求されるという勝ち方も特別なものが要求される地位に
あり、頭を付けたりという必死さや余裕のない戦い方も否定されます。
そんな横綱だからできる技というのもかつてはあり、それを見るために
国技館は常に満員という時期があったのです。
そんな良き時代の復活を予見させた貴乃花でしたが、今や
横綱はずっと外国人力士が務める時代になり、強き正しき
横綱のイメージが遠のいた時に、白鵬はひっそりと強さと正しき姿を
具現しているようです。
印象に残る勝負でした。
次の日に新聞に載った写真はあまり見ない土俵中央で
大の字で弛緩する大男の図で、力と力がぶつかり合い、
その果てに敗れた感じが表れていました。
しかし、この取り組みの特異な決まり方とか技とかについて
語られている新聞やらニュースがないのでなんでみんな素通り
なのか不思議でなりません。
この朝青龍に並ぶ優勝回数を果たした大横綱ながらあまり
ほめられもせず、その強さもあまり語られません。
久しぶりに好調でこの取り組みに勝てば14勝で次の場所に
横綱の呼び声もある稀勢の里ですが、結びの場所も敗れ
綱取りなんてまだまだという感じになってしまいました。
昔の白黒の画面の時から相撲を見ていましたが、最近は
日本人横綱はいなくて、諸々のダークな話題が続いて
すっかりファンが減った感じの大相撲ですが、この間ずっと
横綱を務めた白鵬の強さと安定感は特筆すべきもので、
25日の勝利もその勝ち方も含めて大横綱で、技も秀逸と
もっと褒められていいと思います。
昔のテレビと今では画もよくなり、力士がぶつかり合う時の
ゴツッとかゴッといった骨と骨がぶつかり合う音まで聞こえる
ガチンコぶりが最近の取り組みですが、25日の全勝同士の
この取り組みでは、最後の投げは自ら土俵に崩れ落ちるように
して相手を崩しての投げでこんな投げを見たのは初めてのことです。
大横綱になると相手に胸を出して受け止めて寄り切るという
横綱相撲が要求されるという勝ち方も特別なものが要求される地位に
あり、頭を付けたりという必死さや余裕のない戦い方も否定されます。
そんな横綱だからできる技というのもかつてはあり、それを見るために
国技館は常に満員という時期があったのです。
そんな良き時代の復活を予見させた貴乃花でしたが、今や
横綱はずっと外国人力士が務める時代になり、強き正しき
横綱のイメージが遠のいた時に、白鵬はひっそりと強さと正しき姿を
具現しているようです。