King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

海外ドラマ補填

2013年05月20日 10時41分27秒 | 日々のこと
昔、追跡者やローンレンジャー、ボナンザ、奥さまは魔女など
海外ドラマを好きでよく見ていました。

ER、LOST、24などその流れでずっとファンでした。

しかし、最近はTVでは普通にそういう海外ドラマが見られなくなり、
有料チャンネルやレンタルビデオにおされられてしまっている感じが
します。

さらに、ネットの配信とか今まで普通にテレビでやっていた連続ものも
突如有料配信とかお金をかけないとみられない感じになってきていて
普通にテレビでやるのはごく少なくなってしまいました。

そんな折も折、この春からそんな流れに変化がみられるようになりました。

衛星放送でデスパレートな妻とかグッドワイフといった優良番組が多かった
NHKはなぜか春からプリズンブレイクをやっているのです。

つまりはどこぞの局がやった再放送という特異な形態で、今まで見たのと
同じ人が吹き替えをしているのに、NHKで見るとなぜかまるで違うドラマに見える
から不思議です。

CMに入る前の音楽とかラストの様子とかCMの間がないとまるで感じが
変わるのです。

この古いシリーズを見直すきっかけはDlifeという衛星放送で海外ドラマを
していて、これでポーンズとかグレイズアナトミーとかを見直ししていて
かつてよく見ていたゴーストの続きを見れたり、字幕版を見れたりして
楽しんでいます。

深夜やっていたけどいつの間にかそのままになってしまったものがまた
見れたり、見ていない回をみれたりとその効果は大きいのですが、
ほとんどビデオに撮っておくので、見ないものもどんどんたまってテレビの前に
いる時間も多くなってしまう傾向にあります。

結果、つまらないものは見なくなるのですが、日本のドラマのクォリティが
低く感じてしまったり、逆にこのドラマシリーズは日本の連続ドラマの手法
をまねたものではないかと思ったり、色々な発見もあります。

そんな中強く感じるのは、文化の違いで、米で大ヒットしたものが必ずしも
日本でも大ヒットとならず、やはり日本人好みというものが厳然と存在し、
米での日本人の存在の特異性も改めて感じます。

どのドラマでも韓国人が重要な役割で登場してきますが、それは韓国系米国人と
して溶け込んだ存在として出てくるのに対して、日本人が出てくる場合は変なやつか
溶け込めない変な精神性を発揮する役とか特異な術を発揮する役といったもの
です。

こういったことを見るにつけ日本人はよく言う独特の文化とか誇るべき精神性
などという前にもっと世界に溶け込む必要と世界を理解する必要があるのでは
ないかと思います。

まず自分たちは特別な存在だという主張や自らを理解してもらおうという姿勢と
諸々の発信力が弱いために出来上がったキャラクターが今のドラマシーンでも
よく表れます。

無言で腰に刀を差している姿が今まで続いているというのは異常であり、
そろそろ変なやつを脱していい時期です。

日本人もそんな武士道とかかっこいいと思われていると理解している人が
いるようですが、特異とか変なやつとは思われてもけっしてかっこいいとは
思われていないという反省をすぐして新たなイメージを素直に発信し、
変な誤解は払拭すべきです。

いつになったらかっこいい日本人が普通に出てくるようになるかという
感じもします。
コメント
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