King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

JKリフレと裏へ行く人たち

2013年04月05日 12時25分43秒 | 日々のこと
リフレクソロジーという言葉を知るきっかけはニュースによる女子高校生リフレ
なる新業種が摘発になったというものからでした。

それを調べていたら今年のスキーで感じだスキー場の管理外を滑る人たち
のことを思ってしまいました。

日本ではマッサージというのか国家資格を持った人が行うとされていて、最近
その違反の摘発も厳しくなっているそうです。

指圧やあんま、針灸をそもそも国家資格にしたことで国はその効果を国が担保
してしまったことにまず疑いと間違いを私は抱きます。

あのイタリアの氷河から発見されたアイスマンからも経絡を示す刺青があり、
5000年も前から人類に広く施術されていたという歴史があるのですが、
しかし、それは科学的に効果が認められたり近代医療のような確実な治療効果が
あるとは認められないというのが最新の科学者の立場です。

ようは気持ちの問題で、やってもやらなくてもたいした差はないのです。

気持ち的に楽になったり、一時的に気持ちよくなったりするとその効果を声高に
いう人がいますが、国で免許制度を作るほどのことかというとあとからできた
このリフレとか足つぼとかリンパマッサージなどあまたある直接刺激による
体の変化など実は大して得られないのです。

でも気持ちがいいから違法でもやるという人がいる。自分だけで楽しんだり
しているというこの世界も法律でははっきりと決まっているのに相変わらず
裏に行く人が後を絶たないスキー場の場外滑走事情と似ていると感じました。

スキー場も管理外滑走禁止と法的な線引きはしてありますが、バックカントリー
ツアーや冬山登山を全面禁止するものではありません。
ちゃんとしたガイドがついていても雪崩に遭って死んでしまうこともあります。

バックカントリーでツリーランをしても良くて、スキー場内の林はなぜだめなのか
という議論もあります。

先日、安易にコース外を滑る人が増えてスキー場が困っているというニュース
がありました。それは、そういう人が事故やけがで安易に救助を求めて迷惑を
受けるということかららしいのですが、それをルールを盾に一切コース外を認めない
という立場に若者がそんなルールは認めないし自由に裏を滑ることで、ルールの
バカらしさを示しているんだという主張をする人たちなど現状を見ると混沌として
います。

ちょっとコースを外れるぐらい問題ないともいえるし、それを許したら迷って帰って
これない人が出たり、沢に落ちて死んだりするというのもなんかあまりに工夫が
ないために起きているようにも見えます。

実際、冬山解放と銘打ってツリーランや使わなくなった古いコースの開放など
しているスキー場もあります。

私も滑ってみて、普通は滑れないところを滑っていると最初は面白かったものの
実は登りがあったり、歩きがあったりで苦労してやってもそんなに楽しいものでは
なく、ツリーランもやはり危険な思いもします。

これから雪の状態が悪くなると余計人の踏んだ後のない雪を踏んで行くのも
また一興なのですが、誰でもバックカントリーのガイドが名乗れるような状況だと
お手軽なツアーで信用が高いのはぐっと少なくなってしまいます。

法とか規制が追い付いていない世界はどこにもあるのですが、逆に規制が
なかなか外れなく発展を阻害するというのが最近は問題になっているようです。

原子力の規制が何の役にも立ってなくて新基準もこれから同様に期待できない
のも報道で感じます。

それでも改革と改善は求めていかなくてはならないし、簡単にあきらめては
いけないことなのでしょう。
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春の宵に

2013年04月05日 09時56分31秒 | 珈琲
旅先の思い出から、またふと思い出していただき
自宅からご注文をいただくとああ覚えていてくれたんだと
いつのか出会いを喜んだりします。

特に春とか秋はそんな時期に当たるようで、またどこかに
旅行の計画を立てたり、花の便りに秩父の地を思い出して
いただいたのでしょう。

そんな方の注文は、とにかくお任せするから送ってくれと
いう感じのものが多いのです。

そうかと思えば秩父に定期的に訪れている方や、当店が
いつの間にかコースの一部になった方という方や忘れたころ
ふとやってきてくれる方とかも現れうれしい限りです。

この味にまた会いたくて出向いていただけるようになれば
本望というところですが、当店はそんな空間づくりまで手が
回らないので、あの店のあの席であの珈琲が飲みたいと
いうわけにはいきません。

実は、先日クラッシックモカマタリを焙煎したところ、飲んだら
湯布院の農家の二階を改造した喫茶店で飲んだ時のことを
強く思い出しました。

味より場所や雰囲気を記憶する方がはるかに強烈に記憶に
残る物です。

そして、人物との語らいとかその時に流れた空気を人との出会いより
場所と空気感を記憶するのです。

お店のお気に入りというのも味にはまっているとよく表現されますが、
接客サービスだとかお店の雰囲気の方が強く影響していることも
ままあります。

となるとやはり店づくりという課題が味づくりより重要となり店舗と
いう物の持つ存在意義を主張するわけです。

そんなことを豆の発送する度考えるのでした。
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更新しましょう

2013年04月04日 09時26分31秒 | ジョギング
夜、最後のお客様を送り出し、明日の焙煎の支度をし、
テレビでニュースを見れば後は毎日の日課である夜の
走りの時間です。

仕事が終わりくたーとなって、テレビなど見たらあとはそのまま
泥のように寝入ってしまいたいところ。

でもそれだと更新されないのです。

南の空、武甲山の上にオリオン座が居座る時期は、それは
それは夜の空の下走り出すには大変な勇気がいるのですが、
今の時期にはぶらっと散歩に出る程度の覚悟で足ります。

それでも最初はいろいろと理由づけして思いっきり力を出し切る
のを拒否して走っているのです。

最初のラップタイムを記録する辺りから体中に新たな気が漲り、
いつものスピードを出すリズムが生まれます。

そうすると気持ちも体も古いものを捨て新しいものに切り替えて
行く感じになります。

降りそそぐ星からの光や夜の空気に気持ちも体も更新される
のです。

この走りで諸々の確認がされ、さらに次の段階に進む心も体も
情報を更新し、整理されるという感じです。

ひざが痛いとか腰が痛いとか全力で走ると体が悲鳴をあげる
こともありますが、毎日走るコースでも進化を遂げるため
目標を達成するための更新課題も出てきます。

そのため、距離を延ばしたり、タイムを定めたりいろいろやります。

そのタイム更新もしばらく遠ざかっていましたが、ここのところの
気温と体調でまた更新に向けた調整をしようかという感じに
なってきました。

ただの義務感や健康維持にとどまらず、あくまで目標に向けの更新
というところが自身の精神、体の更新になっていると思います。

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雨にも負けず在庫積み増す

2013年04月03日 10時41分48秒 | 珈琲
昨日よりさらに激しい雨です。

先週末は在庫が底を突き急遽来店のお客様に
手ぶらで帰ってもらうことになり、深く反省しました。

珍しくお客様が重なるという当店には珍しい事態だっただけに、
場合によってはすぐに焼くという体制も作っておかなければいけないと
いう感じです。

もともと焼き立てを渡す、注文を受けて焼きますというのが基本スタイルでは
ありますが、在庫の中から試飲して買っていきたい方も最近は増えており、
人手と手狭な今の環境では満足を提供していくには何かと限界がある
のは感じています。

もともと裏通りでなおかつ人目につかない引っ込んだ店なのにわざわざ
足を運んでいただいているわけですから、そんなお客様の気持ちを何より
大事にしたいと驚きと喜びを常に感じていただけるラインナップにも気を
使います。

実際、当店でもニカラグアの豆は多く、お客様はニカラグアと聞けば
自分が飲んだものしか記憶にないので、同じニカラグアでもどう違うかという
ことより、じゃあ違う豆をいう方がほとんどです。

ニカラグアだけ何種類も並べて売ることがないからそうなるのでしょうが、
逆に、ブルボン種だけ何種類も焼いて売っているということはよくあり、
そんなところはあまり気が付かれていないようです。

そんな中、クラッシックモカマタリとモカマタリNO9を今だけ試飲できる
チャンスになっています。

モカマタリなどイエメンの豆はぜいたくにも不良豆は大胆に廃棄し、
煎りムラの本になる小粒豆もどんどん省き、深煎りします。

一般の方はあまり興味をもたれ煎り深度まで注文を付けられることは
まれですが、豆売り側からすれば深く煎って目減りするのも気になるもの。

そこまでしなければ手に入れることができない香りや味があるとすれば
そうするのが当然ではあります。

それを理解してもらうにはやはり浅煎りから深煎りまでそろえて飲んでもらうしか
ないでしょう。

やらないですけど。

言わなくても解る人はわかってるのです。それを感じることもあります。

香りのいいものと味の深いものをいつも組み合わせて買われる方もいるし、
やはりこんな裏通りの店に通う方はその意味を持っているのです。

そんなことを思いつつ焙煎して在庫を増やしています。
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曜変天目茶碗におもう

2013年04月02日 12時59分05秒 | 日々のこと
この曜変天目茶碗という中国の最高傑作とされる
陶器は現存しているものは世界で三つしかなく、
しかも全てが日本にあるのです。

そうして、最高傑作でありながらその技巧が再現される
こともなく、茶器の窯元は廃れ、それを再現しようと日本や
中国で研究していますが、それにかなうものは未だ作られて
いません。

しかし、日本には利休の楽茶碗があります。

こちらは未だに技を受け継ぐものと茶道そのものが続いて
います。

どちらも至高でありながら、その姿かたちや行き着いた境地が
まるで違うところが面白いところです。

同様に仏像もインドから伝わった仏陀像から実にいろいろな仏像が
日本では残っており、それはインドのペルシャ文明の影響を受けたものと
またまるで違った姿になっています。

しかし、それは本家のオリジナリティを失ってしまったということより
むしろ独自の発展を遂げたものであり、そこにまた新たな美なり、
世界観が展開されていることで評価されます。

近代では日本が得意とした家電や技術大国といった分野で韓国や
中国にとって代わられることが多くなったわけですが、そういった国に
並びえない独自の道が日本にどれだけ残されているかこれがこれから
日本が発展と国際的な地位を保つ鍵となるでしょう。

そんな時に、日本人の詫び寂びにも一言ものもうす人が現れました。


『中国と茶碗と日本と』です。
何ともつまらないというか冴えないタイトルですが、戦国の世から現在に至るこの茶碗に
賭けた諸々を考えると実に面白いのです。

美術品に限らず、権力の象徴とかステイタスとか日本の覇権を争っていた武士が
茶器を愛していたというのも面白いですし、その当時最高とされたものが今では
作れないというところも魅力に拍車をかけます。

私もこの茶碗を見に行こうと考えていたところこの本を紹介する夕刊のコラムを
みて、何百年も人々の心をひきつける焼き物にさらに興味を覚えました。
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賞味期限切れでもスパーズ対クリッパーズ

2013年04月01日 23時59分49秒 | バスケ
FRIDAY, MARCH 29, 2013
8:30 PM ET - AT&T Center, San Antonio, TX

    1  2  3  4  T
LAC 28  34  17  23  102
SAS 30  31  24  19  104

Arena: AT&T Center, San Antonio, TX
Officials: #24 Mike Callahan, #6 Tony Brown, #44 Eli Roe
Attendance: 18581
Duration: 2:20

スパーズの試合は、ダンカンの衰えとともに変わらないスピードで抜くだけの
パーカーと見飽きた感じのチームという印象でした。

特にボーエンが抜けた辺りから、もはや見るべきものもない退屈なチームという
感じを強くしましたが、この日のスパーズはそれを覆す面白いゲームでした。

ダンカンも過去の栄光の預金でかろうじて先発にとどまっている選手かと
思えば、基本のプレーばかりですが、そのオーソドックスにフォワードの
立場をこなす姿はベテランでも率先して走り、リバウンドを取りコーチの
戦略を見事に具現する姿でした。

中でも、クリッパーズのリズムと気持ちを砕いたジョーダンへのファウルプレーは
実に効果的でした。

相手のセンターのダンクに対してペイント内でボールをもたれたらファウルする
というのはよくある作戦です。

そういうダンク得意のセンターはみんなフリースローが下手なので、決められる
ならフリースローでその得点確率を削ぐというものですが、これを点の入れ合いとなった
時に、一番フリースローが入らない選手がボールを持ったらファウルしたらどうなるか。

それはまだボールがセンターラインを越えないうちから起こりました。

テレビカメラが何が起こったかとらえきれないようなフレームの外でのシーンで
次のシーンはジョーダンがフリースローをしてそれがことごとく落ちるという
シーンを続けて見せられました。

得点機会を奪われてその間に得点されて点差ができてしまいました。

こんなシーンを見るとヘッドコーチの差というのを感じないわけにはいきません。

ポボビッチはそんな名将振りでどんと構えているのかと思えば、前半興奮して
どなりちらし周りのアシスタントコーチがとめるのも構わず、激高してテクニカル
ファウルを取られています。

こんなところが、ベテラン主力を率いても未だにウエスタン首位を続ける所以
でしょう。

今では、他のチームがまねるディフェンスシステムや攻めですが、マネの
できないものがあるからこの地位なのでしょう。

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