本の感想126:狗飼恭子『おしまいの時間』(幻冬舎文庫)
★★★★☆
再読。
高校時代の先生の死をきっかけに再会したリカコとイズミ。
イズミが先生の子をみごもっていると言い出したことから、
先生の弟ワタルを交えてはじまった三人の交流。
再読であることだし、特別インパクトを感じる文章ではないのだけど、
素直な表現、素直な恋心に、感動とはまたちがう感覚で
胸を衝かれちゃったりするのです。
イズミの手紙がせつない。
『薔薇の花の下』の美鶴もそうだけれど、
狗飼さんの小説に出てくる「美人」が好きです。
しかし主人公のリカコは、いったいどうやって生計を立てて
暮らしているのだろうか……。謎です。
★★★★☆
再読。
高校時代の先生の死をきっかけに再会したリカコとイズミ。
イズミが先生の子をみごもっていると言い出したことから、
先生の弟ワタルを交えてはじまった三人の交流。
再読であることだし、特別インパクトを感じる文章ではないのだけど、
素直な表現、素直な恋心に、感動とはまたちがう感覚で
胸を衝かれちゃったりするのです。
イズミの手紙がせつない。
『薔薇の花の下』の美鶴もそうだけれど、
狗飼さんの小説に出てくる「美人」が好きです。
しかし主人公のリカコは、いったいどうやって生計を立てて
暮らしているのだろうか……。謎です。