金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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桐野夏生 『顔に降りかかる雨』

2006-06-21 15:00:19 | 06 本の感想
本の感想129:桐野夏生『顔に降りかかる雨』(講談社文庫)
★★★★☆

「天使に見捨てられた夜」の前編にあたる作品。
一億円とともに親友のライターが失踪し、
事件に関わらざるを得なくなったミロ。
親友の恋人とともに彼女の行方を追って駆け回ることになる。
探偵稼業に目覚めることになるきっかけの話。
主人公は、どうも危ない感じのいい男に弱いようです。
ラストのどんでん返しもあり、読みごたえばっちりでした。
おもしろかった!

コメント
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