本の感想131:片川優子『ジョナさん』(講談社)
★★☆☆☆
恋愛、家族や友達との関係、将来のこと。
高校生の女の子が抱えるさまざまな悩みと日常。
それが自然に切り取られているのは、作者が高校生で、
その状況のただ中にいるからなんでしょうか。
そこから離れると記憶はどんどん風化していってしまうのだけど、
確かにあのころ、こんな悩みや苛立ちを抱えていた気がした。
ただ、最初の方で主人公に感情移入できなかったため、
個人的には最後まで読み通すのがかなりつらかった。
トキコのキャラクターも魅力的だし、
光るエピソードがいくつかあったのだけど、
物語の中でうまく作用していない気がして残念。
★★☆☆☆
恋愛、家族や友達との関係、将来のこと。
高校生の女の子が抱えるさまざまな悩みと日常。
それが自然に切り取られているのは、作者が高校生で、
その状況のただ中にいるからなんでしょうか。
そこから離れると記憶はどんどん風化していってしまうのだけど、
確かにあのころ、こんな悩みや苛立ちを抱えていた気がした。
ただ、最初の方で主人公に感情移入できなかったため、
個人的には最後まで読み通すのがかなりつらかった。
トキコのキャラクターも魅力的だし、
光るエピソードがいくつかあったのだけど、
物語の中でうまく作用していない気がして残念。