本の感想127:瀬尾まいこ『図書館の神様』(マガジンハウス)
★★★★☆
瀬尾さんの小説、本として読むのははじめて。
高校時代のできごとがきっかけとなって思い描いていた人生から外れ、
高校の講師になった主人公。
文芸部の顧問となって、ただひとりの部員・垣内くんと
図書館ですごす毎日の中でゆるやかに気持ちを変化させていく。
なにかドラマチックなできごとがおこるわけでもないのだけど、
主人公の気持ちや教室の雰囲気が変わっていく様子が
わざとらしさのない筆致で描かれていて、読み終わったあと、
ああよかったなあと穏やかな気持ちになれました。
しかし不倫って……やっぱり分が悪いよね。
★★★★☆
瀬尾さんの小説、本として読むのははじめて。
高校時代のできごとがきっかけとなって思い描いていた人生から外れ、
高校の講師になった主人公。
文芸部の顧問となって、ただひとりの部員・垣内くんと
図書館ですごす毎日の中でゆるやかに気持ちを変化させていく。
なにかドラマチックなできごとがおこるわけでもないのだけど、
主人公の気持ちや教室の雰囲気が変わっていく様子が
わざとらしさのない筆致で描かれていて、読み終わったあと、
ああよかったなあと穏やかな気持ちになれました。
しかし不倫って……やっぱり分が悪いよね。