横浜市で2009年にひき逃げ事故を起こしたとして、道交法違反(ひき逃げ)に問われた同市の男性会社員の被告(46)の判決が3月21日、横浜地裁であった。この男性は糖尿病でインスリンの自己注射をおこなっている。運転時は低血糖状態で自転車の高校生をはねて、その後しばらく運転をそのまま続け何km先で捕まったとのこと。検察側と弁護側の双方の主張であるが、検察側は「仮に低血糖症だったとしても、意識は十分に保たれており、合理的な判断が可能だった」と。一方、弁護側は「事故時は意識障害があり、事故を起こしたことを認識しておらず、責任能力はなかった」。としている。