吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

ロンドンオリンピック雑感 その3

2012年08月07日 06時03分44秒 | インポート

 篠原監督が以前TVで言っていたが、「篠原さん、審判の誤審で銀でしたが本当は金でしたよね」と最初のうちは周囲からそういわれるのだが、時がたつと「元銀メダリスト」で一括してくくられてしまうとのこと。やはり何が何でも金をとらなければ意味がないといっていた。確かに時の流れとは残酷である。それにしてもあの時の篠原監督(当時は選手)は潔い。「自分が弱いから負けたのだ」と公の場では審判の誤審を云々するコメントは聞かなかった。日本人の柔道選手は求道者のイメージが強く、外国人選手のようにスポーツとして柔道をしているのとは異なるようである。唯一日本ににていると思えるのはドイツ選手くらいである。きちんと立礼して開始線を進み試合が始まる。そして試合終了後は審判の判定を受けたあと開始線の後ろに下がり立礼していた。