今日もオリンピックでは白熱した試合が続いている。審判も大変であるのはわかる。サッカーの審判員はオフサイドがないかどうか常にボールとともに走っている。また相撲の行司も足が僅かにでも土俵を割ったかどうかの判断をするために一番見やすい位置に動き回っている。柔道も細かいポイントを争うようになったのであるから、どちらが先に倒れたのか、どちらの背中がついたのかを見極めるために一番死角にならない位置に自分が動き回るべきである。ところが柔道の審判員をみていると悠然と構えてあまり動き回るような仕草は見えない。まあ副審が死角の部分をみているからいいと考えているのかもしれないが、これだけ誤審が多ければきちんと見られる位置に常に動くような審判動作をしなければ納得しない。昔の日本柔道は勢いよく背中が畳につけば1本という単純明快なルールであったので審判は動き回らずとも済んだ。しかし細かいポイント制になったのだから審判態度も改めるべきであろう。
さて明日より夏休みでブログは1週間お休みします。