ワクチンが打てるのは「妊婦の夫」および「現在妊娠していないご婦人(年齢制限あり)」である。今回の女性の年齢制限を15歳から49歳までと規定している。女性の無料ワクチン受給資格要件に年齢制限はあるが、「結婚の有無」は規定されていない。つまり妊孕可能年齢であれば独身であってもいいのである。近年では独身でも妊娠、出産することは珍しいことではない。しかし独身であろうとなかろうと現在、妊娠していたなら絶対ワクチンを打ってはいけないのである。当然、妊娠中にワクチンをうつとワクチンの影響で胎児に先天性風疹症候群が発症する可能性があるからである。女性は「妊娠していないこと」であり男性は「妻が妊娠していること」であるので、一般の人にはこの要件がややこしい。