3月12日、猪木参議院議員が国会質問にたって総理に質問をした。例によって「元気ですかっ!」と大きな声で檄をとばしてから質問に入ったのであるが、議長から「元気なのはよいが、心臓の悪い議員もいる。びっくりされる人もいるので大きな声は出さないように」と注意を受けた。彼の肩を持つわけではないが、彼は北朝鮮で政府要人にあったときも「元気ですかっ!」とやった。国際政治交流の場でもやっているのである。それがいいのか悪いのかの問題ではないが、この檄にも似た前ふりは彼特有の挨拶なのである。国際交流の場でこれをやって「けしからん」という話は聞いたこともない。それにもかかわらず国内の国会で注意を受けるとは、はなはだ疑問である。「心臓の悪い議員もいる・・・」という理由があげられたが、大声出されて具合がより悪くなるような心臓病をもった議員がいること自体問題であろう。猪木議員の自己アピールにも似たこの前ふりを議長は「国会にそぐわない」とか、「ふざけていてけしからん」と感じたのであろう。