吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています

感動体験 その4

2014年03月13日 05時51分33秒 | インポート

   「感動をありがとう」「元気をありがとう」「勇気をありがとう」という言葉を聞くと、なぜかしらこちらも「あ 感動しなければいけない場面なのかな?」と感じてしまう。とても便利で何かお約束言葉みたいになっていることも不思議である。20年前には確かになかった言葉である。何故突然このような言葉遣いが出現し、かつなぜ定着してしまったのか不思議である。特に国民のスポーツ嗜好などは多様化しており昔の人気スポーツは相撲や野球であったが、今ではサッカーに人気があるようだ。自分はあまりサッカーには興味はないので見る機会もあまりない。したがって素晴らしいシュートをして得点してもよくわからないためピンとこない。試合後の「あのシュートが素晴らしかった。感動した。あの時失敗をおそれずによく敵陣に切り込んでいった。あの勇気はすごい。勇気をありがとう」などとの観客のコメントがでると、こちらもつい「はぁー、あっ、あそこの切り込みがすごいのね、あ 今感動する場面なんだ」と初めて気が付くという体たらくなのである。<o:p></o:p>