最初の頃の開催では当選倍率は5倍くらいだったが、回を重ねるごとにその倍率は狭き門になってきた。毎回倍率を10倍と仮定すると6回連続落選の知り合いは10回に1回しか当たらない確率なのでまだあと4回落ちても不思議ではない。しかし年配なのであと4年間、完走できうる今の脚力を維持できるかは自信がないといっていた。浅田真央に次回4年後のオリンピックを期待するのと訳が違う。彼女のピークはおそらくあと4年しても十分であり、まだまだ伸びしろがあるだろう。しかしこの連続6回落選の年配の知り合いは年ごとに筋力、体力、精神力、記憶力が低下してくるといっていた。まさに「いつ出場させてあげるの?」「今でしょ!」というすでに古くなった流行語の通りなのである。今、出場させないと一人の市民ランナーの希望の灯を消すことになるのである。大会関係者は面白いエピソードの出場者を優先させ、その他の希望のともしびを消そうとしている・・・といったら過言であろうか?<o:p></o:p>