吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

猪木議員 その3

2014年03月19日 05時26分05秒 | インポート

  安倍総理が答弁に立った。「スポーツや文化が外交に与える影響は国際交流の場において好影響を期待できる。かくいう自分も猪木さんとハルクホーガンの試合を観て大変心を躍らせ楽しませてもらった。しかし現在北朝鮮との外交は慎重にならなければならないし単独での議員としての渡航は控えていただきたい」とやんわり答弁したのである。しかしこの答弁を聞いたプロレスオタクならだれもが思ったであろう。安倍総理は本音で猪木議員に対して最大限の皮肉あるいは嫌味を言ったのである。さすがに総理の答弁は口調こそ柔らかく相手の職業や経歴を尊重してものを言っているようだ・・・と解釈したら実は大間違いなのである。政府の要人がいきなり処刑されたこの不穏な時期の北朝鮮に、いくらなんでも国会議員の身の上で日本人が渡航するのはいささか問題がある。渡航時の猪木議員を媒介として現在の北朝鮮の戦略的映像がアピールされたのは記憶に新しい。猪木は宣伝媒体に用いられた可能性もあり今後の外交に波紋を及ぼすかもしれない。<o:p></o:p>