吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

パク大統領の空白時間 その2

2016年12月20日 06時35分17秒 | 日記
 しかし今回、今頃になって「空白の7時間」などと騒ぎ立てているがポイントがずれまくっているとしか言いようがない。
 大事なことは沈没中に日本が「要請があればいつも救助に向かいます」と救助準備を整え公式表明しているにもかかわらず、それを拒否したため死者が増えたかもしれないということである。
 あの稚拙な海上警察の救助を見ていたら、日本の協力でもっと助けられたかもしれないのにと思うのは自分だけではなかろう。
 大統領がその時7時間何をしていたかなどはどうでもいいことである。あの時なぜ日本の救助を拒んだのかという世論が、どうして韓国国民の中に巻き起こらないのかが不思議なのである。
 多くの前途有望な若者たちを亡くしても、大嫌いな日本人なんかの救助など受けるものかという発想がもし韓国民にあるのならとても悲しいことである。
 このような事故で死傷者を一人でも減らすにはどうしたらよいかという議論が韓国国民側にない。それは空白の7時間の追及ではないはずである。

 今回、弾劾が成立した直後、感激して大声で泣きじゃくる市民の姿が映された。でもこれを見て次回同じ事故が起きてもたぶんこの国では同じことになるのだろうなと思うのである。