吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

お馴染みの会話 その1

2016年12月27日 06時20分41秒 | 日記
 う~む・・・。風邪の時期になるとシーズン中必ず発せられる患者さんの言葉である。

「先生、自分は仕事休んでいられないので、効く薬をだしてください」と・・・。

 まあ辛いお気持ちはわかるのだが、これを聞くと「いつもは効かない薬を出している」と思われているのかと勘ぐってしまうのである。
 患者さんにはそんなつもりはないのはわかっているのだが、結構この言葉は傷つくのである。

 あんまり外来が混んで忙しいときは、この言葉でイラッとして、つい「風邪はウイルスであり効く薬などはもともとありません。諸症状を緩和する薬しかありませんよ」と言ってしまうのである。

 いかん・・・患者さんは辛いんだっけ・・。そんな言葉はスルーするべきである。

 何かなぁ~。