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その人は、立っている人の間をかきわけるように前の方に進んできます。その時、私は、子どもの泣き声がだんだん近づいて来ることで泣いた赤ちゃんを抱いているお母さんだなとわかりました。
そのお母さんが運転手さんの横まで行きお金を払おうとしますと運転手さんは「目的地はどこまでですか?」と聞いています。その女性は気の毒そうに小さな声で「新宿駅まで行きたいのですが子どもが泣くので、ここで降ります」と答えました。すると運転手さんは「ここから新宿駅まで歩いてゆくのは大変です。目的地まで乗っていってください」と、その女性に話しました。
そして急にマイクのスイッチを入れたかと思うと「皆さん!この若いお母さんは新宿まで行くのですが赤ちゃん泣いて皆さんにご迷惑がかかるのでここで降りるといっています。子どもは小さい時は泣きます。赤ちゃんは泣くのが仕事です。どうぞ皆さん、少しの時間赤ちゃんとお母さんを一緒に乗せて行って下さい」と、言いました。
私はどうしていいかわからず多分皆もそうだったと思います。ほんの数秒が過ぎた時一人の拍手につられてバスの乗客全員の拍手が返事となったのです。若いお母さんは何度も何度も頭を下げていました。今でもこの光景を思い出しますと目頭が熱くなり、ジーンときます。私のとても大切な心にしみる思い出です。
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(ネットの書き込み文は以上)
その人は、立っている人の間をかきわけるように前の方に進んできます。その時、私は、子どもの泣き声がだんだん近づいて来ることで泣いた赤ちゃんを抱いているお母さんだなとわかりました。
そのお母さんが運転手さんの横まで行きお金を払おうとしますと運転手さんは「目的地はどこまでですか?」と聞いています。その女性は気の毒そうに小さな声で「新宿駅まで行きたいのですが子どもが泣くので、ここで降ります」と答えました。すると運転手さんは「ここから新宿駅まで歩いてゆくのは大変です。目的地まで乗っていってください」と、その女性に話しました。
そして急にマイクのスイッチを入れたかと思うと「皆さん!この若いお母さんは新宿まで行くのですが赤ちゃん泣いて皆さんにご迷惑がかかるのでここで降りるといっています。子どもは小さい時は泣きます。赤ちゃんは泣くのが仕事です。どうぞ皆さん、少しの時間赤ちゃんとお母さんを一緒に乗せて行って下さい」と、言いました。
私はどうしていいかわからず多分皆もそうだったと思います。ほんの数秒が過ぎた時一人の拍手につられてバスの乗客全員の拍手が返事となったのです。若いお母さんは何度も何度も頭を下げていました。今でもこの光景を思い出しますと目頭が熱くなり、ジーンときます。私のとても大切な心にしみる思い出です。
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(ネットの書き込み文は以上)