12/17(月) 22:06配信 朝日新聞DIGITAL
12月16日札幌で起きた、ガスボンベ放出に伴う木造建物の爆発事故について、札幌市消防局は17日、不動産仲介会社や飲食店が入る建物に防火管理者が選任されていなかったり、消防計画が作成されていなかったりなどの多くの不備があったことを明らかにした。
消防局によると、爆発・倒壊した木造モルタル2階建ての建物の所有者と三つのテナントにはそれぞれ、防火管理者を置く義務があったが、いずれも選任されておらず、消防計画も作成されていなかった。また漏電火災報知機や避難器具も設置されていなかった。
これらは消防法などで建物所有者やテナントに義務づけられているもので、消防局は2016年6月から今年10月まで、立ち入り検査や文書で計12回にわたり指導をしてきた。指導の都度、4者とも改善の意向を文書などで示したものの、結局実行されないまま爆発炎上となってしまったという。
12月16日札幌で起きた、ガスボンベ放出に伴う木造建物の爆発事故について、札幌市消防局は17日、不動産仲介会社や飲食店が入る建物に防火管理者が選任されていなかったり、消防計画が作成されていなかったりなどの多くの不備があったことを明らかにした。
消防局によると、爆発・倒壊した木造モルタル2階建ての建物の所有者と三つのテナントにはそれぞれ、防火管理者を置く義務があったが、いずれも選任されておらず、消防計画も作成されていなかった。また漏電火災報知機や避難器具も設置されていなかった。
これらは消防法などで建物所有者やテナントに義務づけられているもので、消防局は2016年6月から今年10月まで、立ち入り検査や文書で計12回にわたり指導をしてきた。指導の都度、4者とも改善の意向を文書などで示したものの、結局実行されないまま爆発炎上となってしまったという。