吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

会話ができないパターン その6

2019年09月17日 06時06分31秒 | 日記
 5) 相手が引いているのに不適切なまましゃべり続ける

 1) で示した、こちらの話は全く聞かずに自分一人で喋り続けている場合の逆パターンである。
 こちらから大抵「先月は如何でしたか?」「散歩してますか?」「食欲はありますか?」などと聞くのだが、「はぁ」「まあ・・・」「そう・・です。はあ」とレスポンスをほとんどしないような患者さんの場合である。ほとんど口が重く向こうからしゃべりださない人もいる。こちらが喋らないと、完全に会話は途切れるのである。ついついこちら主導で話をすすめがちになるが、でもそれもやむを得ない。
「じゃあ本日は採血ですのでお隣で採血・・・」「・・・え? さ採血・・・・ですか? 今日は食事しているので・・・えっと、空腹時採血なら次回に・・」
 なんだはっきり喋れるようだ、もしかしたら自分が調子に乗った会話をつづけたため患者さんがドン引きして喋れなかったのかも? 
 常に相手を気遣って会話をすすめなければいけない。う~ん会話って難しい。