吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

会話ができないパターン その10

2019年09月24日 06時30分34秒 | 日記
 9) 言語が通じない(若者言葉、流行り言葉など)

 さすがにクリニックの外来で若者だけに通用する「省略隠語」を使う人はいない。
 しかし自分が「一般語」と思っている単語が通じない時は「あ~この人には通じないんだ」と思うことがある。
私:「じゃあ解熱剤を『頓服』で出しときますね~」  
患者」「・・・? は?・・・なに? と、とんぷ、頓服? とんぷくって何ですか?」

 これは医療用語なのか?あるいは難解語なのだろうか? 大昔はこの単語を使ったが今は死語となり使わないというなら話は分かる。
 でも年齢の行った方でも通じないこともあり、逆に若い世代の方に通用することも多い。ということは過去の遺物というわけではなさそうである。知らないのは単に個人的な語彙力の問題かもしれない。
 でも年齢の行った方に「頓服」の意味を説明するのはなんだか申し訳ない気持になるのである。