吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

乗客が嘔吐 とっさにワイシャツ脱ぎ処理 救護の高3に感謝状 その5

2020年01月23日 07時15分18秒 | 日記
 実は先日、下痢がひどいと来院した中年の方に診察室で突然吐かれた。孫の胃腸炎の世話をしていたらしい。こんな時もあろうかと診察室には大きなバケツを用意してあるので事なきを得た。でも吐きながらトイレへ移動させ、言葉は悪いがトイレの中に隔離した。そしてむやみに水道の蛇口やドアの取っ手に触らないよう指導し、トイレのなかで思う存分吐かせたのである。嘔気がおさまった頃に種々の感染防御や療養上の注意事項を説明し、早々にお帰り頂いた。もちろん万全を期した感染防御のつもりで対応したのだが、たぶん失礼な態度にもとられたと思うので「ぞんざいに扱ってすみません。感染力が強いので」とも付け加えたが・・・。
いやはやインフルエンザよりノロのほうが面倒なのである。あんなひどい下痢は二度と嫌である。ちょっと腹に力を入れただけで漏れてしまう。動けないし働く気力も起きない。インフルエンザは熱のあるせいぜい2~3日しのげば(自身は)楽になる。これならインフルエンザに罹ったほうがまだましだと思う。