今回の米国大統領選挙はとにかく見るも無残で下品であった。これが世界の超大国のやる手本かとがっかりした。戦後米国文化の流入、米国医学の流入で常に自分の頭の中では「手本」であった。しかしこの選挙の仕組みのいいかげんさや市民の暴動、そしてみていたらまるで後進国、あるいは戦時下にある選挙制度が固まっていない国のできごとかと思った。「自由の国」とよくいうが、みんな好き放題のことをやることが自由だと勘違いしている。権利ばかり主張して、義務であるルール遵守がないのである。しかも報道機関は自分の応援する候補にベッタリで、報道の中立性はない。日本のメディアも中立性に乏しいが、ここまでひどくない。
米国がこんなひどい国だとは思わなかった。
米国がこんなひどい国だとは思わなかった。