2022年3月14日 (月)配信共同通信社
千葉市は、昨年10月に食物アレルギーでアナフィラキシーを起こして搬送中の女性に救急隊員が誤ってアドレナリンを点滴し一時心肺停止となった事故について「隊員の薬剤投与への知識不足などが原因」とする調査結果を11日公表した。
市の第三者委員会の調査報告書によると、救急隊員はアドレナリンが、ショック症状を緩和する注射薬「エピペン」の代用になると誤解して投与。本来は使用が認められておらず、女性の心臓に過度の負担がかかった。女性は既に退院した。
報告書は、同乗の救急隊長や、電話で処置に関する相談を受けた医師らの対応にも問題があったと指摘。市は再発防止策として、救急隊員だけでなく医師らに対する研修も強化するとした。
千葉市は、昨年10月に食物アレルギーでアナフィラキシーを起こして搬送中の女性に救急隊員が誤ってアドレナリンを点滴し一時心肺停止となった事故について「隊員の薬剤投与への知識不足などが原因」とする調査結果を11日公表した。
市の第三者委員会の調査報告書によると、救急隊員はアドレナリンが、ショック症状を緩和する注射薬「エピペン」の代用になると誤解して投与。本来は使用が認められておらず、女性の心臓に過度の負担がかかった。女性は既に退院した。
報告書は、同乗の救急隊長や、電話で処置に関する相談を受けた医師らの対応にも問題があったと指摘。市は再発防止策として、救急隊員だけでなく医師らに対する研修も強化するとした。