5/31(金) 6:01配信 カナロコ 神奈川新聞
意識を失って倒れた男性に救命処置を施し、命を救ったとして、港北消防署は30日、川崎市在住で看護師の古瀬美穂さん(49)に感謝状を贈った。 同消防署によると、古瀬さんは3月24日、KOSÉ新横浜スケートセンター(横浜市港北区)でアイスホッケーの練習試合を観戦していたところ、出場していた50代の男性選手がベンチに苦しそうに横たわっているのに気付いた。 古瀬さんはすぐさまベンチに駆け寄って男性と少し言葉を交わしたが、やがて男性の意識がなくなり、心肺停止状態になった。古瀬さんは心臓マッサージを行うとともに、近くにあった自動体外式除細動器(AED)で処置を施し、119番通報で駆け付けた救急隊に男性を引き渡した。
男性はその後、後遺症もなく順調に回復したという。 救命センターでの勤務経験があるという古瀬さんは「焦りはなかった」と振り返り、「男性が回復したと聞いて安心した。家族も心配していたと思うので良かった」と笑みを浮かべた。
長谷部宏光署長は「古瀬さんのように多くの人が勇気ある行動を取れるように、応急手当ての普及、啓発に取り組んでいきたい」と話した。
意識を失って倒れた男性に救命処置を施し、命を救ったとして、港北消防署は30日、川崎市在住で看護師の古瀬美穂さん(49)に感謝状を贈った。 同消防署によると、古瀬さんは3月24日、KOSÉ新横浜スケートセンター(横浜市港北区)でアイスホッケーの練習試合を観戦していたところ、出場していた50代の男性選手がベンチに苦しそうに横たわっているのに気付いた。 古瀬さんはすぐさまベンチに駆け寄って男性と少し言葉を交わしたが、やがて男性の意識がなくなり、心肺停止状態になった。古瀬さんは心臓マッサージを行うとともに、近くにあった自動体外式除細動器(AED)で処置を施し、119番通報で駆け付けた救急隊に男性を引き渡した。
男性はその後、後遺症もなく順調に回復したという。 救命センターでの勤務経験があるという古瀬さんは「焦りはなかった」と振り返り、「男性が回復したと聞いて安心した。家族も心配していたと思うので良かった」と笑みを浮かべた。
長谷部宏光署長は「古瀬さんのように多くの人が勇気ある行動を取れるように、応急手当ての普及、啓発に取り組んでいきたい」と話した。