つまり排出者責任なのです。それで今までは排出業者が下請けに出したり孫請けに出したりして廃棄物の責任が不明になっても、廃棄物に「名札」が入っていれば排出元に責任を取らせることができるのです。そのため昔、自分が開業時の医療廃棄物講習で聞いた内容を今でも覚えていますが「排出者責任ですので業者に廃棄物を渡しても、きちんと最終処分されているかどうか時々自分の眼で確認しに行ってくださいね」とはっきり言われました。荒唐無稽ですよね。
自分の出した廃棄物が業者を転々としたとしても、それを探偵か調査員のごとく追跡し最終処分場までいって自分が出した医療ゴミが焼却されるのを見てこいというのですね。この説明したとの職員には呆れかえったが、それだけ「排出者には重い責任がある」ということなのだと感じました。
それにもかかわらず、今回の土砂廃棄の事件で、今になって「6月から、元請け業者が最終処分まではっきり確認することを義務化するルールができる」などといっています。もちろんこんなルールの遵守など現実味はないでしょうが、この業界では今頃ルールをつくるのかと驚いています。
自分の出した廃棄物が業者を転々としたとしても、それを探偵か調査員のごとく追跡し最終処分場までいって自分が出した医療ゴミが焼却されるのを見てこいというのですね。この説明したとの職員には呆れかえったが、それだけ「排出者には重い責任がある」ということなのだと感じました。
それにもかかわらず、今回の土砂廃棄の事件で、今になって「6月から、元請け業者が最終処分まではっきり確認することを義務化するルールができる」などといっています。もちろんこんなルールの遵守など現実味はないでしょうが、この業界では今頃ルールをつくるのかと驚いています。