10年ぶりの大寒波が叫ばれた24日の午後20時頃から、居間&ダイニングキッチン共用のエアコンがまったく効かなくなった。本体も室外機も動いてはいるが、マイナス何度かの空気が送られてくるのみ。
これは寒さに弱い私を凍死させようとする筋からの陰謀にほかならない。ディーラーを通じて依頼したメーカーからの修理は、27日とのこと。3日間、外界とほぼ変わらぬ室温のなかで耐え抜かなければ・・・・。マイナス40度の極寒のシベリアで生き抜いた亡父を思う。父よ!わが耐寒力になにとぞ加護を! う〜っ、ブルブルッ・・・・
というわけで、4日目の27日、4日目にしてやっとメーカーの修理人登場。しばらくいじっていたら温風が。えっ、なんで、これじゃボケ老人が壊れてもいないのに、やたら騒ぎ立てたみたいじゃない。この何日間、寒さに耐えてきたのは何だったの?
「ハイ、では伝票を書きますから」修理人が言ってる間に、暖風が寒風に転じる。
で、改めて再点検。コンプレッサーの作動不全とのこと。部品の取り寄せなどで最短で日曜日(29日)とのこと。かくて、極寒の日はまだ続く。嗚呼!
♪ が〜ま〜んだ 待って〜ろ 嵐が過ぎりゃ〜
帰〜る 日〜も来〜る 春〜が来〜る
(「異国の丘」より)
凍え死なないようにお願いしますよ!
老いの身に突然降り掛かった耐寒訓練。その厳しさはかの八甲田山集団凍死事件を思わせます。
ヒートショック対策で、浴場の脱衣場に置いた小型の電気ストーブを居間に持ってきて、それを抱きかかえるようにして過ごしています。
ところでこのエアコン、何年壊れなかった?
修理人のお兄さんがちょっといじくって温風が出たときは驚きました。このままではボケ老人の被害妄想にされそうだったからです。だから、それが寒風に変わった時には、ホラ、本当に故障だろうと思ったりしました。
でも考えてみたら、私自身はボケ老人でもなんでもいいから、お兄さんがいじった段階で本当に直っていたほうがよかったのだろうと思います。
現状は、ヒートショック防止の為、浴場の脱衣場に置いた小型の電気ストーブを居間に持ってきて、それを抱くようにして過ごしています。