岐阜は昨日、39.1℃という酷暑。今日も同じぐらいということで、朝からジリジリと照りつける日差しが暑い。
めげずに、農協の「おんさい朝市」へ行ってきた。
「おんさい」は別に「温菜」ではない。
岐阜弁で「来る」の丁寧語である。「〇〇さんがおんさった」=「いらっしゃった」などといった具合だ。(普通の「来た」は「きんさった」だが、この「さった」に丁寧語の意味合いを含むから、これも多少は丁寧語のうちか)
だからこの「おんさい」は「いらっしゃい」の意味になる。
サブタイトルが「産地直売所」とある。
だから、スーパーへ行けば年がら年中あるようなものでも、この時期、この地区で穫れないものは売ってはいない。例えば今は、ほうれん草、小松菜、水菜などの葉物は見かけない。
魅力はその安価さである。スーパーの半値、場合によっては三分の一で済むこともある。
今日買った例で見てみよう。
・ネギ一束 100円 ・甘長ピーマン一袋 100円 ・きゅうり一袋 100円 ・モロッコいんげん一袋 100円 ・枝豆一袋 130円 ・十六ささげ一束 100円 ・かぼちゃ半分 70円 ・ミニトマト一袋 100円 ・グリーンアスパラ一束 140円 ・茗荷一袋110円✕3=330円 *合計1,270円(すべて内税)
どれもお値打ちだが、掘り出し物は茗荷。スーパーのものよりやや小ぶりだが、10個入って110円だから3袋買ってしまった。
それからきゅうり。大小それぞれでひん曲がっているが、12本で100円で一本が10円もしないのだ。それに新鮮そのもので、写真ではわかりにくいかもしれないが、付いているイボイボの棘がまだ指先に痛い。
ものみな20~30%の値上がりが当たり前のなか、これはとてもありがたいのだ。
さあ、カッパやキリギリスよろしく、きゅうりを囓ってこの酷暑の夏を乗り切るぞ!
「わあ、茗荷!」写真でこれが一番うらやましいいです。今、茗荷は何にでも使いたいのに高いですからね。
おっしゃるように九州地方での言葉、わかります。
ただし、岐阜弁は「さ」なのに、九州の方では「しゃ」になるのですね。高校時代の教師に、九州出身の方がいて、乙も「先生」を「シェンシェイ」と発音していました。
もちろん、あだ名は「シェンシェイ」でした。