牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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寝台急行「銀河」 ラスト・ラン

2008-03-15 09:59:26 | その他
昨日はホワイトデー。
あいにくの雨でしたが、いろいろなところで特需があったのでしょう。
そして昨夜の23:00、東京駅の10番ホームから寝台急行「銀河」が新大阪に向けてラスト・ラン。

新幹線や航空機等の高速交通機関の発達や、夜行バス・低価格ホテルの普及などによって、「銀河」に限らず、寝台列車はどんどん消えていっています。
寝台列車の良いところは、単に移動時間や旅費の節約だけではなく、「移動自体を楽しめる」ことだっただけに、残念です。
そう言えば食堂車も同じく「移動の楽しみ」の一つでした。以前は時刻表にもメニューが出ていて、今度乗ったらこれを食べよう!と楽しみにしていたことを思い出しました(新幹線の場合、確か運営が日本食堂と都ホテル(帝国ホテルかな?)の2種類があって、なんとなくホテルの方ががカッコよい、と思ったものです)。もはや新幹線では絶滅種。

そんな中、「移動を楽しむ」「移動をくつろぐ」最後の手段は、出張帰りの新幹線ビール。
私の場合、自分ルール「列車が走り出すまではプルトップを開けない」「報告メモがすぐに必要な場合はそれをやるまで我慢する」を守り、「プシュッ」の瞬間を楽しんでいます。

こうした出張帰りの新幹線ビール、どの位の需要があるのでしょうか。もちろん、JRさんは実績をご存知のはずですが、こちらでも勝手に電卓をたたいて見ましょう。


鉄道輸送統計年報によれば2005年度の東北新幹線の輸送人員は8,168万人、上越新幹線が3,673万人、長野新幹線が965万人、東海道新幹線が14,350万人、山陽新幹線が6,057万人、九州新幹線が397万人です。
全部合わせてみましょう。

ざっと3億4千万人。日本人一人当たり3回くらい乗っているんですね。

さて、昼間からビールを飲む人はあまりいない(休日は結構見ますけど)と仮定し、夕方以降の移動者を運転時間(朝の6時から24時まで)の三分の一として

3億4千万人 × 1/3 = 1億1千万人

もちろん、その中で全員がビールを飲むわけではありません。一車両横並び5席×18列=90人の中で、一列おきに2人ずつ(同僚・お友達同士)で飲んでいるとすると、一車両で18人。席数の1/5で飲んでいることになります。

1億1千万人 × 1/5 = 2千2百万人

私の場合、原則350ml缶を一本だけですが、2本飲んでいる人や500mlのロング缶も飲んでいる人も時々お見かけします。平均として、350ml缶換算1.1本としましょう。

2千2百万人 × 1.1本/人 =2千5百万本(350ml缶換算)

一缶当たり230円として、

2千5百万本 × 230円 = 58億円

ラフな計算ですから倍・半分以上の誤差はあるかもしれませんが、なかなかの数字です。
「出張お疲れ様!」缶とかの工夫をすれば、もっと売れるかも。

工夫といえば、仙台で見かけた、「ホカロンみたいな原理でお燗ができるカップ酒」「温められる牛タン弁当」。工夫の産物です。

でも、新幹線の中でこれをやると、匂いが車内に充満
居心地も悪く、移動を楽しむどころではありません。
ご注意、ご注意。

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牛込・神楽坂 酒類卸 升本総本店
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コメント (1)
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