牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

花冷えには燗酒。樽酒は花冷えで。

2008-03-31 09:45:46 | 酒のご紹介
週末。日曜朝までは良い天気。皇居のお堀も先まで見渡せます。

千鳥ヶ淵も大層な人の出で、ボートも大行列

ちなみに千鳥ケ淵では、露店等は区等のテント以外は原則禁止のようなのですが、緑道脇には、堂々とインド系の露店が。。。。。。。


なぜ?と思ったら、ここは建替え中のインド大使館の前でした。

他の酒ブログにも花見ネタがたくさん!!

でも、気温は結構低く、おまけに、日曜午後からは雨。いわゆる「(春の)寒の戻り」「花冷え」という奴です。こんな日は燗酒で心も体もほっこりと、という気分。

で、もう一つの「花冷え」。こちらはお酒の温度の目安です。
具体的には雪冷え(5℃)、涼冷え(15℃)の間の10℃位を呼びます
まさに、花冷えの頃の温度です。

「花冷え」で一杯、が似合うものとしては吟醸酒が挙げられますが、個人的にいいなぁ、と思っているのはいわゆる「樽瓶」。樽酒のびん詰です。
爽やかな杉の香りが高い酒ですが、人によってはこの香りが鼻につく、という人も。
でも、この温度だと香りの立ち過ぎることなく、味わいが緻密に集中する温度。
樽の香りに負けない強い酒、白鷹さんや菊正宗さん等の樽瓶がお勧めです。

白鷹さんの場合ですと、「有機純米たるざけ」というのがラインナップ。


四合瓶(720ml)で希望小売価格914円(税込み)。常温、ぬる燗でもまた別の味わいが楽しめるお酒です(白鷹さんのHPでは「ぬる燗で抜群の冴え」とありました)。

花冷えの一杯、でした。

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牛込・神楽坂 酒類卸 升本総本店
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